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小百合

第15章 【奴隷妻のプライド】夏

佐武さんの縛り、初めてでした。

後ろ手だけど、胸縄じゃなくて、菱にするの。

「小百合さん。私は、綾を妻として愛しています。
だけどね、小百合さん。
貴女をずっと見てしまっていたんですよ。」

「はい、御主人様の目を知ってました。」

肩を抱かれて、洋間に連れて来られました。

裸で、後ろ手に縛られて、革の冷たいソファーに座らされて、手掛けに両脚を乗せられて足首を縄で縛られました。

うん、丸見えの格好。

「御主人様、恥ずかしいです。」

本音だよ。だって、もう濡れてたんだもん。

佐武さんってば、触ってくれないの。

ギリギリに、吐息だけなの。

「小百合さん・・・触ってもいいかい?」

「は・・・はい。」

でも、触ってくれないの。

「乳首から触るよ。」

「は・・・はい。」

でも、触ってくれないの。

「クリを、舐めてあげよう。」

でも、舐めてくれないの。

気ぃ狂うわい!!(>_<)

目隠し、イヤァ!

だって、もっと焦らされるじゃん。

あ、ローターの音だ。

ヤダヤダヤダヤダヤダ!

早くしてぇ…>_<…

だって、触れられなきゃ、声も出せないじゃん。

「小百合さん、私の愛奴にならないか?」

・・・え?
佐武さん・・・本気で言ってる?

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