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小百合

第15章 【奴隷妻のプライド】夏

あんまり、覚えてない。

小百合ね、ただ、必死だったよ。

時間なんかわかんないし、今まで出した事のない声が、無意識に出るの。

感じちゃダメ!
欲しがっちゃダメ!

頭はそれだけ考えているんだけど、身体の感覚が許してくれない。

悲鳴をあげたわよ。

息が出来なくなっちゃったとこまで覚えてる。

そのあとは断片的(;^_^A

佐武さんが何を言っても、ひたすら、
イヤァ!イヤァ!イヤァァ!
しか言わなかったと思うけど・・・

辛かったよぉ…>_<…

だって、入り口に色んなモノを当てがわれるんだけど、入れてくれないんだもん。

佐武さんの言葉、悪魔。

縛られて動けないことと、
決して求めてはいけないこと、
身体にウソをつき続けること。

女って、無理だよ。

迎え入れることを前提に、頭も身体も出来てるんだもん。

意識が翔んで、
食い込む縄が心地良くって、

旦那様・・・・・・・・・

助けて!

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