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小百合

第15章 【奴隷妻のプライド】夏

もし・・・もしもね・・・

今、考えると、
もし、目隠しをされていたとしたら・・・

耐えられなかったと思います。

時折りくる、波の谷間に、佐武さんがみえたから。

旦那様じゃない。

・・・佐武さん、
それをわかってたのかな。

後ろ手のまま、長いソファーで、ローターを乳首に当てられて。

佐武さんのモノが入り口に当てがわれて、クリからヒダに擦り付けられてたの。

「小百合、ほら、入れてあげよう。もお、諦めなさい。
ほら、ほら、ほら。」

溢れてくる感覚。
刺激を抑えられない。

あぁ~旦那様・・・
ゴメンなさい・・・

・・・・・

アラームの音・・・・・

愛撫が一瞬、止まりました。

「小百合さん。」

名前を呼ばれたのと同時に、佐武さんが入ってきたの。

無言で激しく突かれました。

頭の中が何度も何度も真っ白になって・・・

・・・・・・・

縄は解かれてて、毛布が掛けられて、ソファーで目を覚ましました。

佐武さん・・・いない。

あ、テーブルにメモ。

「私の負けです。」って。

ホントは、小百合の完敗だったよ。
1日だけの、佐武御主人様。

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