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小百合

第3章 【奴隷妻】赤と黒

真っ赤な壁。
棚や置いてある物は黒。

彼が、小百合の顔を覗き込んでいました。

「良く見ろ。お前の部屋だ。」

小百合は、黒いパイプベッドに、黒いビニールのマットレスが敷いてある上に、革の手枷、足枷で、鎖で四隅に繋がれていました。

広々とした部屋。
窓が無いんです。

部屋の真ん中辺りに柱があって、柱には、X型の赤いハリツケ台?
ハリツケ台の辺りには、天井から、鎖が垂れてました。

黒い棚には、知っているモノや知らないモノ。

女を壊す為の道具だと思う。
たくさん、並んでました。

不自然に小百合の顔の真上の彼の顔に聞きました。
「こんな部屋・・・
何なの?なんで?小百合の部屋って、どうゆうこと?」


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