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小百合

第4章 【黄色い光と水の冷たさ】青い記憶

突かれながら交わした会話は、お互い一言だけ。

「好きよ!貴方が好き!」

「俺もだ!」

ガレージに響くのは、言葉じゃない小百合の声と、互いの肌が当たる音。

ゆっくりと、また激しく、またゆっくりと。

その度に登っていくの。

黄色いライバルが見てる。
小百合がハジケちゃうのを見てる。

体位を変えて、前から、後ろから、小百合が乗っかったり。

小百合は、何度ハジケたの?

大きく脚を開いて、一度抜かれた彼を待ったの。

彼の形になった小百合の入り口に彼のモノの先端が当てがわれたまま、彼が見下ろしてる。

彼の顔が近づいて、小百合、目を閉じました。

キス・・・

当てがわれたまま・・・

キツく抱きしめられて・・・

少し・・・入って・・・

!!!

一気に彼が子宮を貫きました。

叫びました。

激しく、どんどん激しく、まるで、身体の中を全部掻き回されてるみたい。

抱き締められる力で息が出来ない。

もっと抱いて!
もっと、貫いて!

もっともっともっと・・・!

「サユリィッ!!!」

彼の声と私の悲鳴は一緒だったよ。

小百合の中に彼はたくさん出してくれたの。

無意識に身体がビクビクッてなっちゃって、意識が翔んじゃったみたい。

ぼんやりと彼のモノが抜かれたこと、覚えてる。

そのまんま・・・
目を覚ました小百合の枕元にメモがありました。

バイト

裸に毛布を羽織って窓の外を覗いたら、夕焼けが見えました。

黄色く光ってるキミ。
ヨロシクね。

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