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小百合

第1章 【奴隷妻】プロローグ

不思議なお見合いだったなぁなんて、
思い出になるんだなぁって、思ってました。

数日後、社長さんから封筒をもらいました。

彼の携帯のアドレスが入っていました。

思い出したのは、彼の眼差しでした。

全てを見透かされているような、強くて、優しくて、深い眼差し。

小百合を犯した連中とは、別の生き物の眼。

御主人様と、同じ眼差し。

その夜、お見合いの日に、送って頂いたお礼をアドレスに入れました。

日常に、変化が起きたのは、それから直ぐのことでした。

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