小百合
第6章 【闇と光と】春と冬の記憶
「最近のキミは、あの頃より、更に輝いてる。
もう、私じゃなくても大丈夫だろう。」
「え?イヤです。
課長、小百合と別れようとしてる。」
「今まで、小百合を抱き締めてきたのは、なぜだと思う?」
「・・・そぅですよね。
私、課長に甘え過ぎてますよね。
この御恩、一生返せないほどの御恩。
課長、たぶん、私、もう大丈夫です。」
「そう言ってくれると嬉しい。
キミとの関係は、今日で終わりにしたい。」
小百合ね、何にも言えなくなっちゃって。
返事が出来なくって。
沈黙のあと、課長が言葉を続けました。
「勇気を持って、告白しよう。
私の性の悩みだよ。聞いてくれるかい?」
・・・そっか。
私、課長に抱かれなきゃいけないな。って、思いました。
「はい。おっしゃって下さい。」
「実はね、私は、普通じゃないんだ。」
「???」
「キミに、私の全てを受け入れて欲しい。
明日も、いつもの駅前に来てくれるかい?」
「???・・・はい。行きます。」
「キミを抱き締めてきた理由と、私の本性をキミに明かしたい。
たぶん、キミは、私を軽蔑するかもしれないな。」
その時は知らなかったの。
課長とのリハビリが、別の形で小百合を変えちゃうことになるなんてこと・・・。
もう、私じゃなくても大丈夫だろう。」
「え?イヤです。
課長、小百合と別れようとしてる。」
「今まで、小百合を抱き締めてきたのは、なぜだと思う?」
「・・・そぅですよね。
私、課長に甘え過ぎてますよね。
この御恩、一生返せないほどの御恩。
課長、たぶん、私、もう大丈夫です。」
「そう言ってくれると嬉しい。
キミとの関係は、今日で終わりにしたい。」
小百合ね、何にも言えなくなっちゃって。
返事が出来なくって。
沈黙のあと、課長が言葉を続けました。
「勇気を持って、告白しよう。
私の性の悩みだよ。聞いてくれるかい?」
・・・そっか。
私、課長に抱かれなきゃいけないな。って、思いました。
「はい。おっしゃって下さい。」
「実はね、私は、普通じゃないんだ。」
「???」
「キミに、私の全てを受け入れて欲しい。
明日も、いつもの駅前に来てくれるかい?」
「???・・・はい。行きます。」
「キミを抱き締めてきた理由と、私の本性をキミに明かしたい。
たぶん、キミは、私を軽蔑するかもしれないな。」
その時は知らなかったの。
課長とのリハビリが、別の形で小百合を変えちゃうことになるなんてこと・・・。