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刺すような空気？
目隠ししてても肌が感じるんです。

彼に寄り添って、ヨチヨチ歩いて行きました。

柔らかなところに座らされたの。

「目隠し、取るぞ。」

コクリってしました。

目を開けると白い世界でした。

窓を開け放ったベッドルーム。
涼しい風が入ってくる。

自然と、窓の外に目が行きました。

「風呂に入ろう。おいで。」

窓の外、お風呂・・・

急激に日常と現実が頭の中に入ってきて、息が苦しくなったの。

時間は？
今日って、何月何日？
私は何をされて、どうすればいいの？
タダレた肌やアチコチの痛み。
私の身体はどうなっちゃってるの？
なんで、こんなことに・・・

彼を見るけど、言葉が出ないの。
聞けない？違うの。
聞くのが怖いの。

彼、察したのね。
後ろから抱き締めて、囁いたの。

「大丈夫だ。
お前の心も身体も日常も、全て私が包んでやる。
お前は、ただ、はい、とだけ言えばいい。
小百合・・・
お前は、たった今から、私の奴隷妻だ。
そうだな？小百合・・・」













「はい・・・。」






《小百合の過去のお話し》
人妻だった時のお話しです。
あ、これ、ノンフィクションだよ。
この後が聞きたい方は、素敵なコメントと、ご感想を下さいませ。