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小百合

第9章 【新しい宴】綾さん

最初に聞こえたのは、女性の呻き声。

口を塞がれているような。

バタン!ガチャリ!

泣くような女性の呻き声。

知らない男の人の声。
「※※※さん、貴方は・・・
私は、とんでもない人と出会ってしまったようですね。」

旦那様の声。
「小百合です。
佐武さん、目隠しとサルグツワを外してやってください。
小百合、御挨拶をしなさい。」

目隠しとサルグツワが外されたの。

目の前に、知らない男性と、上半身の衣服をビリビリに破かれて縛られている、知らない女性。
女性を後ろから羽交い締めして、口を塞いでいる旦那様。

みんな、恥ずかしい格好の小百合を見てる。

思わず、目を伏せてイヤイヤしました。

旦那様の厳しい声。
「小百合!」

「はい・・・
※※※小百合と・・・申します。
旦那様の奴隷妻をさせて頂いています。」

やっとの気持ちで言いました。

「小百合、このお二人は、私達のパートナーになるお二人だ。
しっかり御奉仕しなさい。
佐武さん。
小百合をお願いします。」

そう言うと旦那様は、悲鳴をあげて嫌がる女性をパイプベッドで犯し始めたの。

小百合は・・・

「小百合さん、はじめまして。
佐武といいます。
先日のパーティーでお会いしてますが、覚えておいでかな?」

震えるままのローターごと、胸を揉まれました。

「顔も身体も、なんてお美しい。」

小百合ね、身体が震えてたの。
やっと、声を出しました。

イヤァァ~!
って。

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