2次元クエスト~ドラゴンの騎士~
第2章 テランからベンガーナへ
ヒュンケル「ふざけるな!俺はもう悪には戻らん」
ザンザ「ヒュンケル、貴方ならそう言うと思いました。しかしながらラーハルト、貴方は正か自分を正義などとおっしゃったりはしないでしょう?」
ラーハルト「確かに……俺は自身を正義などと言う気は無い。だが、我等竜騎衆はドラゴンの騎士の忠実なる配下……他の何者の下にも着く気は無い」
ザンザ「ふふ、ドラゴンの騎士……勇者ダイは行方知れずと言うのに健気なモノです。まぁ今日はご挨拶だけと言うこで……」
ヒュンケル「俺たちがわざわざ見逃すと思うか?」
ザンザ「おぉ、怖いですね。そうだ、挨拶変わりに2ついい事をおしえましょう。1つ、ご明察でしょうが地上の悪意を操っているのは我々です。2つ、かの勇者ダイの所在が解りました」
ヒュンケル・ラーハルト「……!!」
ザンザ「では、次に会うときは色好い返事をお待ちしております……」
ザンザはそう言うと、煙の様に消えていった。
ヒュンケル「待て、ザンザ!」
ラーハルト「竜魔導師ザンザ……得たいの知れぬ奴だ」
エイミ「ヒュンケル……」
・
・
・
チュンチュン……
ゴメ「朝だー!リュウ、いつまで寝てるんだい?」
リュウ「う~ん、まだ眠いよ……」
僕はまだ眠い目を擦りながら起き上がった。
ゴメ「マイペースだなぁ」
いつもと同じ様に、顔を洗い歯を磨き朝食を食べる。
でも、そこからはいつもと違う……リュウの大冒険の始まりだ。
リュウ「そう言えばさ、昨日の二人組倒して少しはレベルが上がったのかな?」
RPGの要領とは言われたモノの、レベルアップのファンフーレが鳴り響く訳でもステータス画面を確認出来る訳でも無い。
ゴメ「うーん、ちょっと調べてみるね」
ゴメちゃんは、目を瞑り考え事をし出した。
ゴメ「……凄いよリュウ!今250の経験があるみたい」
リュウ「それでレベルは?」
僕は期待に胸を膨らませて聞いた。
ゴメ「残念ながらまだ1だよ。君の潜在能力が高過ぎたせいでレベルアップに必要な経験が多いみたいだね」
ザンザ「ヒュンケル、貴方ならそう言うと思いました。しかしながらラーハルト、貴方は正か自分を正義などとおっしゃったりはしないでしょう?」
ラーハルト「確かに……俺は自身を正義などと言う気は無い。だが、我等竜騎衆はドラゴンの騎士の忠実なる配下……他の何者の下にも着く気は無い」
ザンザ「ふふ、ドラゴンの騎士……勇者ダイは行方知れずと言うのに健気なモノです。まぁ今日はご挨拶だけと言うこで……」
ヒュンケル「俺たちがわざわざ見逃すと思うか?」
ザンザ「おぉ、怖いですね。そうだ、挨拶変わりに2ついい事をおしえましょう。1つ、ご明察でしょうが地上の悪意を操っているのは我々です。2つ、かの勇者ダイの所在が解りました」
ヒュンケル・ラーハルト「……!!」
ザンザ「では、次に会うときは色好い返事をお待ちしております……」
ザンザはそう言うと、煙の様に消えていった。
ヒュンケル「待て、ザンザ!」
ラーハルト「竜魔導師ザンザ……得たいの知れぬ奴だ」
エイミ「ヒュンケル……」
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チュンチュン……
ゴメ「朝だー!リュウ、いつまで寝てるんだい?」
リュウ「う~ん、まだ眠いよ……」
僕はまだ眠い目を擦りながら起き上がった。
ゴメ「マイペースだなぁ」
いつもと同じ様に、顔を洗い歯を磨き朝食を食べる。
でも、そこからはいつもと違う……リュウの大冒険の始まりだ。
リュウ「そう言えばさ、昨日の二人組倒して少しはレベルが上がったのかな?」
RPGの要領とは言われたモノの、レベルアップのファンフーレが鳴り響く訳でもステータス画面を確認出来る訳でも無い。
ゴメ「うーん、ちょっと調べてみるね」
ゴメちゃんは、目を瞑り考え事をし出した。
ゴメ「……凄いよリュウ!今250の経験があるみたい」
リュウ「それでレベルは?」
僕は期待に胸を膨らませて聞いた。
ゴメ「残念ながらまだ1だよ。君の潜在能力が高過ぎたせいでレベルアップに必要な経験が多いみたいだね」