2次元クエスト~ドラゴンの騎士~
第2章 テランからベンガーナへ
リュウ「なんだそりゃ……」
ゴメ「リュウがレベル2になる為には後750の経験が必要だね」
リュウ「そっか、あの二人で250も貰えるならそんなに遠くない数字かな?」
ゴメ「そうだね。それに普通のロールプレイングゲームと違ってレベルアップしなくてもリュウの経験によっては成長出来るんだ」
リュウ「ふーん、それにしても成長性低い勇者の卵ってなんか格好悪いな」
僕たちは、談笑しながら身仕度を整えた。
リュウ「よし、いざベンガーナへ!」
・
・
・
ゴメ「昨日はこの辺りで盗賊に襲われたよ……気を付けて!」
リュウ「うん、大勢で来られたらしんどいもんね」
今の所、辺りに人の気配はしない。
ゴメちゃんが言っていた様に近くに盗賊のアジトは無いのかもしれない。
リュウ「ここからは歩いて行った方がよさそうだね」
目の前には草木が生い茂り、とても馬に乗っていけそうにない。
仕方なく馬を引いて歩いて行くと、木々に隠れる様に小屋があるのが見えてきた。
ゴメ「あ!あれが盗賊のアジトかもしれないよ……」
僕たちは、物音を立てない様に通り過ぎようとした。
パキッ!
カランカランカラン!!
リュウ「しまった、罠だ!」
僕は鉄の剣を構え、警戒を強めた。
………
………
ゴメ「あれ?誰も来ないね……」
リュウ「おかしいな。ゴメちゃん、小屋の様子を覗いてみようか?」
ゴメ「え?嫌だよ!」
リュウ「意気地が無いなぁ。少しだけだよ」
僕は慎重に小屋に近付いた。
小さな窓から中を覗いて見ると……誰もいない。
リュウ「よし、入ってみよう」
ガチャ……
ゴメ「やっぱり誰もいないね。留守なのかな?」
リュウ「そうかもね、戻ってくる前に出発しようか」
そして、リュウたちは難なく森を抜けベンガーナに辿り着いたのだった。
・
・
・
商人「おい、聞いたか?森を根城にしてた盗賊団が壊滅したってよ」
町人「聞いた聞いた!何でも元勇者パーティーのヒュンケルがやったらしいぜ」
ゴメ「リュウがレベル2になる為には後750の経験が必要だね」
リュウ「そっか、あの二人で250も貰えるならそんなに遠くない数字かな?」
ゴメ「そうだね。それに普通のロールプレイングゲームと違ってレベルアップしなくてもリュウの経験によっては成長出来るんだ」
リュウ「ふーん、それにしても成長性低い勇者の卵ってなんか格好悪いな」
僕たちは、談笑しながら身仕度を整えた。
リュウ「よし、いざベンガーナへ!」
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ゴメ「昨日はこの辺りで盗賊に襲われたよ……気を付けて!」
リュウ「うん、大勢で来られたらしんどいもんね」
今の所、辺りに人の気配はしない。
ゴメちゃんが言っていた様に近くに盗賊のアジトは無いのかもしれない。
リュウ「ここからは歩いて行った方がよさそうだね」
目の前には草木が生い茂り、とても馬に乗っていけそうにない。
仕方なく馬を引いて歩いて行くと、木々に隠れる様に小屋があるのが見えてきた。
ゴメ「あ!あれが盗賊のアジトかもしれないよ……」
僕たちは、物音を立てない様に通り過ぎようとした。
パキッ!
カランカランカラン!!
リュウ「しまった、罠だ!」
僕は鉄の剣を構え、警戒を強めた。
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ゴメ「あれ?誰も来ないね……」
リュウ「おかしいな。ゴメちゃん、小屋の様子を覗いてみようか?」
ゴメ「え?嫌だよ!」
リュウ「意気地が無いなぁ。少しだけだよ」
僕は慎重に小屋に近付いた。
小さな窓から中を覗いて見ると……誰もいない。
リュウ「よし、入ってみよう」
ガチャ……
ゴメ「やっぱり誰もいないね。留守なのかな?」
リュウ「そうかもね、戻ってくる前に出発しようか」
そして、リュウたちは難なく森を抜けベンガーナに辿り着いたのだった。
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商人「おい、聞いたか?森を根城にしてた盗賊団が壊滅したってよ」
町人「聞いた聞いた!何でも元勇者パーティーのヒュンケルがやったらしいぜ」