2次元クエスト~ドラゴンの騎士~
第2章 テランからベンガーナへ
シウバ「クルマッテカⅦ世、俺は勇者なんて大層な柄じゃ無いですよ」
リュウ「あ、貴方は……」
ベンガーナ王「シウバはかの『破邪の洞窟』の最深部にて、破邪の装備を持ち帰った伝説の男なのだ」
破邪の洞窟……バーンとの決戦前に、レオナ姫がミナカトール。
アバンが破邪の秘宝を手に入れた洞窟だ。
シウバ「その話はよしてくれ。俺はあの時仲間たちを失った。誉められたものじゃない……」
ベンガーナ王「むぅ、偏屈なのはたまに傷だがこの男なら勇者ダイに勝ると思っておる」
ベンガーナ王は、自信満々の笑みを浮かべ、自慢の髭を弄る。
タッタッタッタッ……
?「王!大変です!」
ベンガーナ王「どうした『アキーム』?」
突然入って来たのは、ベンガーナ軍戦車隊長アキームだった。
原作通りに頭部に毛が無いのを見て、僕は思わず笑みをこぼした。
アキーム「失礼、来客中でしたか……だが、一大事でございます。ドラゴンの群れが攻めてきました!」
ドラゴンの群れ?
ヴェルザーの配下か……
今の僕にはドラゴンを倒す力は無い。
シウバ「クルマッテカⅦ世……失礼する」
ベンガーナ王「うむ」
そう言うと、シウバは立ち去った。
ベンガーナ王「してアキームよ……群れとは何匹なのだ?」
アキーム「それが、報告では少なくとも10匹……長髪の謎の男が率いているとのこと」
ベンガーナ王「なんと、そこまでの軍勢か……やむを得ん、プランβを発動せよ!」
アキーム「はっ!」
タッタッタッタッ……
アキームは、騒がしく走り去って行った。
リュウ「僕も……」
ベンガーナ王「うむ、戦力は1人でも多い方が良い。くれぐれも無理はするな……戦車隊とシウバがドラゴンを引き付けている間に国民を城に入れるのだ。リュウ殿は、城門の守備を頼む」
リュウ「力になれるかは解りませんが全力を尽くします」
ベンガーナ王「テラン王が次期勇者と目すその力……しかと見届けさせてもらうぞ」
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リュウ「あ、貴方は……」
ベンガーナ王「シウバはかの『破邪の洞窟』の最深部にて、破邪の装備を持ち帰った伝説の男なのだ」
破邪の洞窟……バーンとの決戦前に、レオナ姫がミナカトール。
アバンが破邪の秘宝を手に入れた洞窟だ。
シウバ「その話はよしてくれ。俺はあの時仲間たちを失った。誉められたものじゃない……」
ベンガーナ王「むぅ、偏屈なのはたまに傷だがこの男なら勇者ダイに勝ると思っておる」
ベンガーナ王は、自信満々の笑みを浮かべ、自慢の髭を弄る。
タッタッタッタッ……
?「王!大変です!」
ベンガーナ王「どうした『アキーム』?」
突然入って来たのは、ベンガーナ軍戦車隊長アキームだった。
原作通りに頭部に毛が無いのを見て、僕は思わず笑みをこぼした。
アキーム「失礼、来客中でしたか……だが、一大事でございます。ドラゴンの群れが攻めてきました!」
ドラゴンの群れ?
ヴェルザーの配下か……
今の僕にはドラゴンを倒す力は無い。
シウバ「クルマッテカⅦ世……失礼する」
ベンガーナ王「うむ」
そう言うと、シウバは立ち去った。
ベンガーナ王「してアキームよ……群れとは何匹なのだ?」
アキーム「それが、報告では少なくとも10匹……長髪の謎の男が率いているとのこと」
ベンガーナ王「なんと、そこまでの軍勢か……やむを得ん、プランβを発動せよ!」
アキーム「はっ!」
タッタッタッタッ……
アキームは、騒がしく走り去って行った。
リュウ「僕も……」
ベンガーナ王「うむ、戦力は1人でも多い方が良い。くれぐれも無理はするな……戦車隊とシウバがドラゴンを引き付けている間に国民を城に入れるのだ。リュウ殿は、城門の守備を頼む」
リュウ「力になれるかは解りませんが全力を尽くします」
ベンガーナ王「テラン王が次期勇者と目すその力……しかと見届けさせてもらうぞ」
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