2次元クエスト~ドラゴンの騎士~
第1章 退屈な世界
ゴメちゃんは、リュウを冷たい目で見た。
ゴメ「大丈夫。リュウの身体は2次元移動中に変化しているからね」
リュウ「変化って具体的に?」
ゴメ「解りやすく言うと『勇者タイプ』になったのさ。最初は弱いけどレベルが上がれば武器も魔法も使いこなせる万能タイプだよ」
リュウ「勇者タイプか……それなら頑張ってみようかな。ロープレは苦手じゃないし。いや待てよ、勇者タイプならダイがいるぞ?」
ゴメ「何言ってるのさ。ダイの大冒険の最終回を思い出してごらんよ」
僕はハッとした。
ダイの大冒険の最終回では、ダイは生きてはいるが行方不明なのだ。
リュウ「って事は……俺がダイの代わり!?無理無理!無理ゲーだって」
ゴメ「そんな事ないよ。リュウには、『神々の遺産』が全て揃っているんだからね」
リュウ「神々の遺産が?」
神々の遺産……
この世界で言う『ドラゴンの騎士』、『神の涙』、そして『天界の精霊たち』である。
それが全て揃っていると言うことは……
僕は目の前にある湖に勢いよく飛び込んだ。
もしかしたら、僕にドラゴンの騎士の力が備わっているんじゃないかと思ったのだ。
・
・
・
リュウ「はぁ、はぁ、はぁ……ダメだ!息が続かない!」
ゴメ「そりゃそうだよ。君は今レベル1だよ……ドラゴンの紋章発動条件は基本的にレベル20なんだから」
とにかく、ここでゴメちゃんとグダグダ話していても仕方がない。
僕はこの世界の現状を知るためにテランの王宮に行ってみる事にした。
・
・
・
門番「ダメだダメだ!許可の無いものを入れる訳にはいかん」
そりゃそうか、大魔王が死んだとは言え何処の馬の骨か解らない僕が王様に会える訳がない。
僕は仕方なく城下町……いや、城下の村に行くことにした。・
・
・
?「そこのアンタ、ちょっとお待ち!」
ゴメ「大丈夫。リュウの身体は2次元移動中に変化しているからね」
リュウ「変化って具体的に?」
ゴメ「解りやすく言うと『勇者タイプ』になったのさ。最初は弱いけどレベルが上がれば武器も魔法も使いこなせる万能タイプだよ」
リュウ「勇者タイプか……それなら頑張ってみようかな。ロープレは苦手じゃないし。いや待てよ、勇者タイプならダイがいるぞ?」
ゴメ「何言ってるのさ。ダイの大冒険の最終回を思い出してごらんよ」
僕はハッとした。
ダイの大冒険の最終回では、ダイは生きてはいるが行方不明なのだ。
リュウ「って事は……俺がダイの代わり!?無理無理!無理ゲーだって」
ゴメ「そんな事ないよ。リュウには、『神々の遺産』が全て揃っているんだからね」
リュウ「神々の遺産が?」
神々の遺産……
この世界で言う『ドラゴンの騎士』、『神の涙』、そして『天界の精霊たち』である。
それが全て揃っていると言うことは……
僕は目の前にある湖に勢いよく飛び込んだ。
もしかしたら、僕にドラゴンの騎士の力が備わっているんじゃないかと思ったのだ。
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リュウ「はぁ、はぁ、はぁ……ダメだ!息が続かない!」
ゴメ「そりゃそうだよ。君は今レベル1だよ……ドラゴンの紋章発動条件は基本的にレベル20なんだから」
とにかく、ここでゴメちゃんとグダグダ話していても仕方がない。
僕はこの世界の現状を知るためにテランの王宮に行ってみる事にした。
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門番「ダメだダメだ!許可の無いものを入れる訳にはいかん」
そりゃそうか、大魔王が死んだとは言え何処の馬の骨か解らない僕が王様に会える訳がない。
僕は仕方なく城下町……いや、城下の村に行くことにした。・
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?「そこのアンタ、ちょっとお待ち!」