2次元クエスト~ドラゴンの騎士~
第6章 三鬼竜との闘いと帰ってきた魔人
ヒム「あの鎧を着ればそんな戦士の出来上がりって訳だ」
アキーム「し、しかしそんな鎧の存在は……」
ベンガーナ王「アキーム!我らの常識だけに囚われてはいかん。先の戦いで何を学んだのだ?」
アキーム「失礼致しました……」
ベンガーナ王「よいなアキームよ。お二方には全てを話す」
アキーム「御意に……」
クロコダイン「全て?」
ゴゴゴゴゴゴ……
ヒム「な、何だ!?」
クロコダイン「おぉ、玉座から剣が……」
ベンガーナ王「黒の剣。特別な伝承などは無いが戦士で無くともこの異様さは理解出来るモノだろう?」
クロコダイン「確かに……この禍々しさ。かつての大魔王を思い起こさせる程に凶悪なモノだ」
ヒム「……断言するぜ。コイツは俺が見つけた鎧と同じ材質だ」
アキーム「黒の鎧という訳ですな」
クロコダイン「しかし、一体誰がこの黒い武装を……」
ベンガーナ王「魔界の神かも知れんな」
ヒム「魔界の神?大魔王のことかよ?」
ベンガーナ王「大魔王バーンはその魔力と叡知により魔界の神と畏怖されただけであろう?確かにその力は神々をも凌駕したかも知れぬ」
クロコダイン「そうか、オリハルコンが神々の作りし金属なら黒の武具は対を為すものなのかも知れんな」
アキーム「魔界の神が作りし金属……」
ベンガーナ王「恐らく十中八九呪われているだろう……シウバがおれば良かったのだが」
クロコダイン「では、この黒の剣もシウバ殿が?」
ベンガーナ王「うむ、『精霊の祠』にて清め呪いを解いたのだ」
アキーム「シウバ殿が言うにはその際に一度死にかけたそうです」
ヒム「精霊の祠……名前の割に物騒だな」
コンコン……
ベンガーナ王「誰じゃ?ここには近づくなと言うたハズじゃが……」
兵士「申し訳ありません!ただ、クロコダイン様にお客様が……」
クロコダイン「おぉ、来たか」
アキーム「何方が来たというのです?」
アキーム「し、しかしそんな鎧の存在は……」
ベンガーナ王「アキーム!我らの常識だけに囚われてはいかん。先の戦いで何を学んだのだ?」
アキーム「失礼致しました……」
ベンガーナ王「よいなアキームよ。お二方には全てを話す」
アキーム「御意に……」
クロコダイン「全て?」
ゴゴゴゴゴゴ……
ヒム「な、何だ!?」
クロコダイン「おぉ、玉座から剣が……」
ベンガーナ王「黒の剣。特別な伝承などは無いが戦士で無くともこの異様さは理解出来るモノだろう?」
クロコダイン「確かに……この禍々しさ。かつての大魔王を思い起こさせる程に凶悪なモノだ」
ヒム「……断言するぜ。コイツは俺が見つけた鎧と同じ材質だ」
アキーム「黒の鎧という訳ですな」
クロコダイン「しかし、一体誰がこの黒い武装を……」
ベンガーナ王「魔界の神かも知れんな」
ヒム「魔界の神?大魔王のことかよ?」
ベンガーナ王「大魔王バーンはその魔力と叡知により魔界の神と畏怖されただけであろう?確かにその力は神々をも凌駕したかも知れぬ」
クロコダイン「そうか、オリハルコンが神々の作りし金属なら黒の武具は対を為すものなのかも知れんな」
アキーム「魔界の神が作りし金属……」
ベンガーナ王「恐らく十中八九呪われているだろう……シウバがおれば良かったのだが」
クロコダイン「では、この黒の剣もシウバ殿が?」
ベンガーナ王「うむ、『精霊の祠』にて清め呪いを解いたのだ」
アキーム「シウバ殿が言うにはその際に一度死にかけたそうです」
ヒム「精霊の祠……名前の割に物騒だな」
コンコン……
ベンガーナ王「誰じゃ?ここには近づくなと言うたハズじゃが……」
兵士「申し訳ありません!ただ、クロコダイン様にお客様が……」
クロコダイン「おぉ、来たか」
アキーム「何方が来たというのです?」