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パチっと、目が開く。


朝日が差し込み、眩しさに手をかざす
。
朝か･･････起きなくちゃ･･･
でもあのリアルな夢は何だろう････
今はなんじ？
ん？何？動けない？


｢おい、何時まで寝てるつもりだ？早く起きろ」


低い男の声が聞こえる。
一体誰？
お、重い･･････
余りの重さに神楽は乗る人物に目を向けた。


｢キ、キ、キャアアアアア！！だ、誰ですか！？貴方！！な、何で男の人が女子部屋に！！」


神楽の上に乗っていた人物は
頭に三角巾を付け、三白眼で
マスクをしていて、片手に
はたきを持っていて神楽を睨み付けている。


｢お、起きますので退いてください！重いです！！」


バッと、起き上がり、謎の人物をはね除ける。
謎の人物は、上手く着地し、去っていく。


｢何あの人･････」


渋々布団を上げ、ボーッとしていると金子婦長に、三角巾と、はたきを投げられた。


｢早くしな！今日は館内掃除だよ！」


｢か、館内掃除ですか！？十分綺麗ですけど･････」


｢文句言わないでさっさとやりなさい！半端な気持ちでやってたら殺されるわよ！！」


｢は、はい！や、やります！！」


急いで、三角巾を付け、マスクを付け、掃除に専念する。