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戦場での情事高槻恋物語

第3章 戦地

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


テントに一人残された神楽は、
体育座りをし、美奈子に渡された
小説を読む事にした。


昨日の夜から、この小説を読み、内容にけっこうハマって居て、そろそろ読み終わる。


その時だった。


「誰か!待機している看護女子は居るか!!負傷者だ!」


テントに飛び込んで来たのは兵士だ
生憎今は他の看護女子は手当を
していて居ない。
残って居るのは神楽だけだ。


「あの!私が手当をします!」


「眞田!お前が居たら百人力だ!頼む!!」


兵士から、包帯と酒を貰い、負傷者の場所を聞き、現地に向かう。
だが、周りは天人の無惨な死体や、鉄の匂いが充満する。


な、何ここ・・・・・
これが戦場・・・・・・
それより負傷者は!?
どれぐらいの傷の具合!?

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