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戦場での情事高槻恋物語

第5章 囚われの兎

白夜叉と初情事から3
日。
あれから神楽はほとんどあの拘束部屋で過ごすようになっていた。
白夜叉の命令で就寝時は神楽が逃げない様にと手枷が填められていて身動きがとれない。

「ハア・・・ハア・・・!」

午前二時半、眞田神楽は拘束部屋で目を覚ました。
ハッと目が覚め呼吸を整える。
こんな夜中だが手枷はまだはめられて居ない。
ここ最近白夜叉に毎晩の様に躾の名目で無理矢理身体を一夜中抱かれ、疲労感に寝てしまった様だ。

「あの人に掴まれた痕・・・・・」

抵抗する神楽を押さえ付け、身体を組敷いて一晩中手首を掴まれ、犯された事もある。
その時に出来た鬱血痕が神楽に現実を思い知らせる。

「あ、あっ、」

濃密な一夜を思いだし、神楽は寝転ぶと、スリットから手を入れ、自ら秘部を弄る。
秘部は既に濡れており、くちゅくちゅと卑猥な音が室内に響く。

「あっ、ああっ・・・・んあっ・・・・」

下着の中で指を動かすが、刺激が足りずチャイナ服のボタンを外し、
乳房を露出した。
指を乳首で挟み捏ね回す。

「ああっ・・・・はあんっ・・・ああっ・・・・」

時刻は午前二時半、虫も眠り、外は何も聞こえない。
宿舎の明かりも神楽の部屋にしか付いていない。
だが、皆が寝静まった夜中人気の無い廊下を人影が歩いていく。
そんな事を知らない神楽は自慰に没頭していた。

「はあんっ・・・・ああっ・・・・はうんっ・・・・んあっ・・・・」

「まだ起きてやがったのか?」

背後から声が聞こえてきて自慰を一度止めて声の人物を探る。
振り向くとそこには腕組みをした中務白夜叉が立つって居て神楽は焦る。

「し、白夜叉さん・・・・キャア!」

瞬間に手首を掴まれた神楽を壁に押しやる。
押しやられた神楽は目を見開き驚きの表情を浮かべた。

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