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戦場での情事高槻恋物語

第5章 囚われの兎

「いいか戦場看護女子と言うのは、いかに迅速に患者の処置を出来るかだ。処置が遅れると死ぬ腕の有る奴が有利になるがそいつに任せきりではダメだ。自分達で動く、それが大切だ。」

金子婦長が真剣に話をしていて皆は聞いているが神楽の頭には全く入ってこない。
綺麗なトルコブルーのような目は死んで輝きを失っている。

「眞田、お前に仕事だ。白夜叉様の愛馬定吉の餌やりをしてくれ」
「はい・・・・・・・」

人参や草が入ったバケツを渡され、受け取って馬の居る馬屋に入る。
馬屋に入ると、真っ先に定吉と書いた白い馬がおり、人参や草を食べさせた。

眠れ無かった・・・・・あんな状態で・・・・一晩中・・・・あの人の事考えて・・・・

「しけたツラしてんな」

肩に手を置かれ、耳元で低く囁かれる。その人物は昨日神楽の身体を散々遊んだ人物だ。
この人物に話し掛けられると身体が熱くなり吐息が熱くなる。


「あっ、ああっ、んあっ・・・・・!」

私をからかって居るのか?
こんな事ばっかり・・・・頭がおかしくなる・・・・

再びスリットから手を入れ、花芯を下着から押したりして快感を与えるが、白夜叉が与える快感とは異なり快感を余り得られない。

「はあっ・・・・・あっ、ああっ、イケない・・・・・・」

達せないもどかしいさに涙を流す。
達したら終わる。なのに達せない。
蜜の量も少量でなのに身体は疼く。

「イキてぇのか?」

背後から再び低い声が聞こえ、振り返る。
そこには白夜叉が立っていて神楽を見ていた。

「ハア・・・・・・ハア・・・・・し、白夜叉さん・・・・・」

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