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戦場での情事高槻恋物語

第1章 戦場看護女子眞田神楽

午後六時半。
食事の時間になり、金子婦長先頭に一同は食事場に向かう。
一人の場所が決まって有りそれぞれに名前の札が有る。
一同着席し、食事を待つ。

すると、風呂に入って居たらしく、頭にタオルを乗せている。
その者達にも名札が有り、それぞれ着席した。
だが、まだ一人だけ来ていない。
たぶんさっきの失礼な人だろう。
時間に遅れる何て・・・・
すると、頭にタオルを乗せている銀髪の青年が入って来る。
遅れて来たのに反省の様子もなく、堂々と、席に座る。

何あの人・・・・・
態度悪い・・・・
周りは何で注意しないの?
まあ仕方ないか。
たぶんあの人の機嫌損ねたらまずいんだろう?

与えられた食事を食べ終り、自室に戻る事にした。
部屋に入ると、誰も居なく、慣れない環境に思わず、帰りたいと口に出してしまう。

ペチペチと、頬を叩き、気合いを入れる。
帰れないもんね!
頑張らなきゃ!
泣き言いっても何も代わらない!


これが宿命(さだめ)だから
仕方無い。
チャイナ服の袖を捲り、気合いをいれ、自分のカバンを探り始めた。

「えっとー金子婦長に渡す紙は・・・あった!」

金子婦長に渡されていた提出書類をカバンから取り出し、机に向かって書く。
今日までだったな書類。


日本語は父が日本人だった為、昔から教えられて居て、得意だった。
その為、日本に来ても困らない。


書類を書き終り、ペンを堀投げ、畳に寝転び、のびーっと伸びをし、天井を見上げる。

お父さんどうしてるかな・・・・?
お兄ちゃんどうしてるかな・・・・?
家に帰ってるのかな?
・・・・・・そうだLINEしてみよう!


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