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Goddess of victory

第2章 第2章 逃げなきゃ。

「目覚めたか、、」

そう言いながら近づいてくるのは、先程の男

さっき、かぶっていたストールをとっていて顔全体がよく見えた

ほどよく、焼けた肌に少し切れ長の目

鼻はすっと通っていて唇は少し薄め

少し長めの黒い髪は後ろに束ねてあった

そして、なによりも印象的なのが漆黒の瞳

その瞳に見つめられると、囚われたかのように目かそらせない

ある意味、見つめられないけど……。

座っていてよくわからないけど165ある長身長な私よりもはるかに大きい

彼をじっーーと観察していると彼の腕がいつのまにか私の顎を捕らえていた

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