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Goddess of victory

第1章 第一章 捕らわれた唇


焦りながら帰って行く子供たちを見送り、私も本気で疲れたし帰ろうかなと考えていたとき

さっきとはくらべられないぐらいの砂がまってきた

やばい、子供たちはこれを知っていたからはやく帰るように言っていたのかも

なんて、思いながら急いで足を動かす

でも、もともと暑さで疲れていたのに加え子供たちとはしゃぎまわり砂まで飛んできて足はなかなか進まなかった



もしかしたら、この時すでに彼に捕らわれていたのかもしれない



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