彼女の恋愛
第10章 暴走彼女
「いま話してて大丈夫?」
「はい」
「昨日のことなんだけど…俺…」
「昨日?私、良輔さんに会いましたか?」
「…へ?」
「…そういえば何故か良輔さんを見て泣き出しそうなジーナさんの姿が記憶にありますけど…あ!」
「…なにか思い出した?」
「葵さんが私を車まで良輔さんが運んでくれたって教えてくれました。重かったですよね?本当にすみません!」
「…ぷっ、あはは!」
「え!笑っちゃうくらい重かったですか?」
「いや、全然重くないよ!前に一度おんぶもしてるし?俺の腕力なめちゃだめだよw」
「いえ本当ご迷惑おかけしてすみません!改めて明後日お礼させてください」
「ううん、明後日来てくれるならそれがお礼だよ。でも我儘言っちゃうとくるみちゃんの手料理とか食べたいな♡」
「構いませんが、BBQに持っていくなら何がいいですかね?」
「俺、結構甘いの好きだからBBQ関係なくお菓子が食べたいな」
「わかりました。じゃあ私の得意なお菓子にします!」
「超期待♡ じゃあ明後日にね」
「え? それだけですか。昨日のことでなにか聞きたいことがあったんじゃないんですか?」
「ううん、くるみちゃんが覚えてないならいいんだよ。俺も感情的だったから恥ずかしいとこ見せたの忘れて欲しかったし丁度いい♪」
「そうですか…わかりました!」
「じゃあね」
「はい、また明後日に」
くるみは携帯を枕元に置くとウトウトして目を閉じた
お昼前に起きるとなつみがお姉!と部屋に入ってきた
「なつみ、どうしたの?」
「お姉!瑛人が別れたいのに別れてくれないんだけど、どうすればいいの⁉︎」
「急に何の話なの?」
「最近束縛激しくてさー、もうなんか色々面倒くさいから別れるって言ったのに付きまとわれたりしてウザいんだよね!」
「瑛人くん良い子そうじゃない、なんで嫌なの?」
「ルックスとスポーツができるから付き合ってたけど頭がスッカラカンなんだもん。ガキっぽいし?」
「なつみ…あんたに問題あるよ、瑛人くんに謝りな」
「そんな話してないから!もういいや、菫ちゃんに聞こう」
「菫といつの間に仲良くなってるし…」
電話で盛り上がってるなつみを横目にくるみはいつも通り家事に勤しむのであった
「はい」
「昨日のことなんだけど…俺…」
「昨日?私、良輔さんに会いましたか?」
「…へ?」
「…そういえば何故か良輔さんを見て泣き出しそうなジーナさんの姿が記憶にありますけど…あ!」
「…なにか思い出した?」
「葵さんが私を車まで良輔さんが運んでくれたって教えてくれました。重かったですよね?本当にすみません!」
「…ぷっ、あはは!」
「え!笑っちゃうくらい重かったですか?」
「いや、全然重くないよ!前に一度おんぶもしてるし?俺の腕力なめちゃだめだよw」
「いえ本当ご迷惑おかけしてすみません!改めて明後日お礼させてください」
「ううん、明後日来てくれるならそれがお礼だよ。でも我儘言っちゃうとくるみちゃんの手料理とか食べたいな♡」
「構いませんが、BBQに持っていくなら何がいいですかね?」
「俺、結構甘いの好きだからBBQ関係なくお菓子が食べたいな」
「わかりました。じゃあ私の得意なお菓子にします!」
「超期待♡ じゃあ明後日にね」
「え? それだけですか。昨日のことでなにか聞きたいことがあったんじゃないんですか?」
「ううん、くるみちゃんが覚えてないならいいんだよ。俺も感情的だったから恥ずかしいとこ見せたの忘れて欲しかったし丁度いい♪」
「そうですか…わかりました!」
「じゃあね」
「はい、また明後日に」
くるみは携帯を枕元に置くとウトウトして目を閉じた
お昼前に起きるとなつみがお姉!と部屋に入ってきた
「なつみ、どうしたの?」
「お姉!瑛人が別れたいのに別れてくれないんだけど、どうすればいいの⁉︎」
「急に何の話なの?」
「最近束縛激しくてさー、もうなんか色々面倒くさいから別れるって言ったのに付きまとわれたりしてウザいんだよね!」
「瑛人くん良い子そうじゃない、なんで嫌なの?」
「ルックスとスポーツができるから付き合ってたけど頭がスッカラカンなんだもん。ガキっぽいし?」
「なつみ…あんたに問題あるよ、瑛人くんに謝りな」
「そんな話してないから!もういいや、菫ちゃんに聞こう」
「菫といつの間に仲良くなってるし…」
電話で盛り上がってるなつみを横目にくるみはいつも通り家事に勤しむのであった