彼女の恋愛
第10章 暴走彼女
家に戻ると異様な光景が目に入った
リビングに菫、なつみが2人掛けのソファーに座り、床のクッションに瑛人くんがちょこんと小さく座っていた
「一体これは何⁉︎」
「お姉!おかえり」
「おかえり!楓に襲われなくて良かったねw」
「お姉さん…お邪魔しています…」
「なつみ、なんで瑛人くんが床に座っているのよ?お客様でしょ」
「客〜?とんでもない!こいつはストーカーなんだから!」
なつみが息巻いてドンっとテーブルを叩く
「ストーカーじゃねーよ!」
瑛人が反論するとなつみに睨まれて黙ってしまった
「菫はなんで?」
「可愛い妹分からヘルプ電話が来たからすっ飛んできたんだよ〜。でもその所為でくるみが襲われそうになってごめんね♡ 帰ったら楓ボコっとくから〜!」
「お姉、菫ちゃんのお兄さんにヤられちゃったの⁉︎」
「なつみ、下品な表現はやめなさい!カフェラテ飲んだだけだよ」
「へ?楓が作ったの〜?」
「そう。クマさんのアートですごく可愛くてね…」
くるみが写メを見せると菫となつみがマジマジ見る
「え〜いいな!超可愛い♡」
「あり得ない〜!自分のメリットの為しか動かないクソケチ男がくるみにこんな手の込んだことするなんて〜!あいつマジだからくるみ気をつけなよ!」
「気をつけなって、自分のお兄さんでしょ?」
「いや、あいつはたぶんピッコロ大魔王が口から出したタマゴから産まれたんだよ〜!」
「あのぅっ!」
黙っていた瑛人が口を開いた
「話を戻してもらっていいっすか?」
「だまらっしゃい!被告人の分際で勝手に意見すんじゃねー!」
なつみが瑛人の肩をゲシっと蹴飛ばす
「イテ!やめろよ」
「なつみ、やめなさい!」
くるみが怒ってなつみにデコピンを入れる
「っていうか、むつみは?」
「瑛人が勝手に遊んでくれて今泥のように寝てる」
「どう言うこと?」
話を聞くとなつみが他の男の子に目移りするのをヤキモチ妬いていたが、本当に別れるつもりなのか確認しようと家に来たところ、なつみは外出中でむつみが一人で留守番していて可哀想だったので、一緒に遊んでいたらしい。
「瑛人くん、本当にごめんね!むつみと遊んでくれてありがとう」
「いえ、むつみちゃん淋しそうだったのでつい」
「妹を手なずけて、姉の評価をあげるなんて…なんて計算づくめなの⁉︎」
リビングに菫、なつみが2人掛けのソファーに座り、床のクッションに瑛人くんがちょこんと小さく座っていた
「一体これは何⁉︎」
「お姉!おかえり」
「おかえり!楓に襲われなくて良かったねw」
「お姉さん…お邪魔しています…」
「なつみ、なんで瑛人くんが床に座っているのよ?お客様でしょ」
「客〜?とんでもない!こいつはストーカーなんだから!」
なつみが息巻いてドンっとテーブルを叩く
「ストーカーじゃねーよ!」
瑛人が反論するとなつみに睨まれて黙ってしまった
「菫はなんで?」
「可愛い妹分からヘルプ電話が来たからすっ飛んできたんだよ〜。でもその所為でくるみが襲われそうになってごめんね♡ 帰ったら楓ボコっとくから〜!」
「お姉、菫ちゃんのお兄さんにヤられちゃったの⁉︎」
「なつみ、下品な表現はやめなさい!カフェラテ飲んだだけだよ」
「へ?楓が作ったの〜?」
「そう。クマさんのアートですごく可愛くてね…」
くるみが写メを見せると菫となつみがマジマジ見る
「え〜いいな!超可愛い♡」
「あり得ない〜!自分のメリットの為しか動かないクソケチ男がくるみにこんな手の込んだことするなんて〜!あいつマジだからくるみ気をつけなよ!」
「気をつけなって、自分のお兄さんでしょ?」
「いや、あいつはたぶんピッコロ大魔王が口から出したタマゴから産まれたんだよ〜!」
「あのぅっ!」
黙っていた瑛人が口を開いた
「話を戻してもらっていいっすか?」
「だまらっしゃい!被告人の分際で勝手に意見すんじゃねー!」
なつみが瑛人の肩をゲシっと蹴飛ばす
「イテ!やめろよ」
「なつみ、やめなさい!」
くるみが怒ってなつみにデコピンを入れる
「っていうか、むつみは?」
「瑛人が勝手に遊んでくれて今泥のように寝てる」
「どう言うこと?」
話を聞くとなつみが他の男の子に目移りするのをヤキモチ妬いていたが、本当に別れるつもりなのか確認しようと家に来たところ、なつみは外出中でむつみが一人で留守番していて可哀想だったので、一緒に遊んでいたらしい。
「瑛人くん、本当にごめんね!むつみと遊んでくれてありがとう」
「いえ、むつみちゃん淋しそうだったのでつい」
「妹を手なずけて、姉の評価をあげるなんて…なんて計算づくめなの⁉︎」