彼女の恋愛
第4章 【仮】彼女
「じゃあ一応聞くけど〜なに食べるつもりだったの〜?」
「ハンバーグ」
「昨日ハンバーグ食べたから却下!」
「いや、食うの俺!しかも昨日カレー食ったし!」
陽と菫はぎゃーぎゃー言い合っている
くるみがもぉーと困っていると相悟が声をかけてきた
カジュアルな陽とは対照的に紺のジャケットに薄い水色のコットンシャツ、白いパンツにデッキシューズとキレイめなスタイルで大人っぽい雰囲気もあってか高校生には見えない
「くるみちゃんって呼んでもいいかな?」
「うん。じゃあ私も相悟くんって呼ぶね」
「話は陽から聞いたよ。仮彼女なんだって?」
「…変、かな?」
「2人がいいなら周りがとやかく言うことじゃないし、俺はいいと思うよ」
「…ありがとう。優しいんだね」
「そう言うくるみちゃんは可愛いね」
「え⁉︎」
くるみは急な展開に困って戸惑う
相悟はチラッと言い争ってる二人をみてやれやれと困った素振りをしてくるみとの距離をつめた
「髪すごく綺麗だね、触ってもいい?」
くるみが答える前に相悟はサラッとくるみの髪をすくう様に撫でる
くるみが戸惑っているとあー!と陽が気付いた
「相悟!お前なにくるみに手出してんだよ!」
「可愛い彼女をほったらかしにした罰だよ?くるみちゃんも困ってたしね」
「こら!離れろ!」
陽は慌ててくるみを抱き寄せる
「菫様がみんなの食券買ってきたよ〜♡ 後でお金ちょうだいね〜!」
陽がカレーセットとかかれた食券をみて脱帽したのをみてくるみは思わず笑ってしまった
「時間的に全部は乗れないよね〜 くるみはなに乗りた〜い?」
菫はオムライスをひと匙すくって口に入れる
「私はやっぱりジェットコースターに乗りたいな♡」
「げ!マジか…くるみのキャラ的に苦手だと思ってた…」
陽はすでに乗ったかのようにげんなりしている
「なぁに?矢川もしかして苦手なの〜?ウケるんですけど〜」
菫はプププ〜とバカにした
「確か相悟も苦手だよな?」
「いや、俺は苦手じゃないよ」
相悟は涼しい顔で答える
「前にバスケ部のヤローだけで来た時に乗らなかったじゃねーか!」
「ああ、乗ってないよ? どうもこの手の乗り物って信用出来ないんだよね。落ちない保証はないだろ?」
「やっぱり怖えーってことだろ?」
「ハンバーグ」
「昨日ハンバーグ食べたから却下!」
「いや、食うの俺!しかも昨日カレー食ったし!」
陽と菫はぎゃーぎゃー言い合っている
くるみがもぉーと困っていると相悟が声をかけてきた
カジュアルな陽とは対照的に紺のジャケットに薄い水色のコットンシャツ、白いパンツにデッキシューズとキレイめなスタイルで大人っぽい雰囲気もあってか高校生には見えない
「くるみちゃんって呼んでもいいかな?」
「うん。じゃあ私も相悟くんって呼ぶね」
「話は陽から聞いたよ。仮彼女なんだって?」
「…変、かな?」
「2人がいいなら周りがとやかく言うことじゃないし、俺はいいと思うよ」
「…ありがとう。優しいんだね」
「そう言うくるみちゃんは可愛いね」
「え⁉︎」
くるみは急な展開に困って戸惑う
相悟はチラッと言い争ってる二人をみてやれやれと困った素振りをしてくるみとの距離をつめた
「髪すごく綺麗だね、触ってもいい?」
くるみが答える前に相悟はサラッとくるみの髪をすくう様に撫でる
くるみが戸惑っているとあー!と陽が気付いた
「相悟!お前なにくるみに手出してんだよ!」
「可愛い彼女をほったらかしにした罰だよ?くるみちゃんも困ってたしね」
「こら!離れろ!」
陽は慌ててくるみを抱き寄せる
「菫様がみんなの食券買ってきたよ〜♡ 後でお金ちょうだいね〜!」
陽がカレーセットとかかれた食券をみて脱帽したのをみてくるみは思わず笑ってしまった
「時間的に全部は乗れないよね〜 くるみはなに乗りた〜い?」
菫はオムライスをひと匙すくって口に入れる
「私はやっぱりジェットコースターに乗りたいな♡」
「げ!マジか…くるみのキャラ的に苦手だと思ってた…」
陽はすでに乗ったかのようにげんなりしている
「なぁに?矢川もしかして苦手なの〜?ウケるんですけど〜」
菫はプププ〜とバカにした
「確か相悟も苦手だよな?」
「いや、俺は苦手じゃないよ」
相悟は涼しい顔で答える
「前にバスケ部のヤローだけで来た時に乗らなかったじゃねーか!」
「ああ、乗ってないよ? どうもこの手の乗り物って信用出来ないんだよね。落ちない保証はないだろ?」
「やっぱり怖えーってことだろ?」