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彼女の恋愛

第11章 新しい一歩を踏み出す彼女

くだらない事を話している間に教室でエッチな展開になってきた

「くるみは学校で何回したの〜?」

「…言う必要ある?」

「親友に隠し事なしだよ〜!」

「…1回かな」

「1回⁉︎ どこで?」

「陽とバスケ部の部室で…」

「…ビッチだなw」

「う、うるさいな〜」

3本目のストーリーに入ろうとすると菫は座り直して、姿勢を正した

「メインきたきた!ちゃんと観ないと!」

友達の家に遊びにきて友達が買い出しに行っている間に女子高生の妹に告白されてエッチをするというストーリー

終わるまで画面を食い入るように観ていたが終わってわからな〜いと叫ぶ菫

「借りにキスしたとしてだよ?どれくらい経ったら舌入れて、どれくらい経ったら服を脱ぐものなの〜? 自分から脱いだ方がいいか、脱がされる方がいいかもわからな〜い!」

「変に知識持つより相手に任せた方がいいよ? 同じ人でも脱がす時もあれば着たままだったりもあるし」

「う〜ん、ちょっと不安だけどその方がいいのかな。。。他にアドバイスは〜⁉︎」

「挿入の時にできる限り力抜く事と当たり前だけど、ちゃんと好きな人を相手にする事! あ、村瀬くんから電話だ…」

「…どうぞ?遠慮なさらず〜」

「もしもし?夜分にすみません。電話して大丈夫ですか?」

「いま菫の家だけど、少しなら大丈夫だよ」

「松岡さんの家ですか…では手短に。今日はしつこくてすみませんでした」

「…ううん、大丈夫だよ」

「エッチなくるみはとても可愛かったです」

「…それはどうもw」

「今日会ったばかりなのに、もうくるみに会いたい… 早く俺と付き合って下さいね?」

「…検討します」

「ついでに来週の大会に来ることも検討して下さい。間違えても矢川や宮澤の応援はダメですよ?」

「うん、考えておく」

「それでは失礼します」

「おやすみ、村瀬くん」

「おやすみ、くるみ。大好きです」

電話を切って少しにやけているくるみに菫が呆れている

「やっぱり陰険眼鏡が好きなんじゃん〜」

「…慎重に考えたいの。陽の時に焦って答え出し過ぎたから同じ失敗したくない」

「でもやる事やってんのに〜?」

「…やってません」

「あ、ウチも電話だ〜、もしもし?」

菫が電話していると、くるみの携帯も鳴る。

ディスプレイを見ると相悟からだった

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