
彼女の恋愛
第12章 BBQ彼女
湖近くの細い道をゆっくり前にしばらく進むと樹々に囲まれた大きいコテージが見えてきた
「ふ〜、ようやく着いた!」
サイドブレーキをひいて、ん〜と伸びをする楓
「楓さん、お疲れ様でした」
「くるみちゃんの為ならお安い御用だよ♡ でもちょっと疲れちゃったからチューとか…」
「楓、アホな事言ってねーで、トランク開けろ」
「ハイハイ!」
葵と良輔が1つずつクーラーボックスを出す
「何か他に持っていくものありますか?」
「じゃあ、これお願い? 持ってて」
葵が自分の黒い帽子をくるみの頭にポフっと被せた
「わかりました」
葵とくるみが笑いあっていると菫が早く行こ〜と急かしたのでコテージの中に入っていった
エントランス、ダイニングを通るとガラス越しのデッキの奥に見える庭に人が賑わっているのが見えた
「あれ〜? もう始まってる〜?」
楓がデッキにつながるドアを開けると遅せーよ!と声が上がった
爽やかなイケメンが菫とくるみの前に来て声をかけた
「この子達がゲストかな? 初めまして、岬駿介(みさき しゅんすけ)です」
「初めまして! 葵と楓がお世話になっています。妹の菫に友達のくるみです。今日はお邪魔します♡」
菫がいつもの気だるそうな話し方ではなくキャピキャピしているので、くるみや葵達もビックリしている
「よろしく、楽しんで行ってね。菫ちゃんとくるみちゃんは何飲むかな?カクテルとかもあるけど…」
「シュン、菫達には…」
「帽子の子にはシャンパンをあげて?」
葵が酒を止めようとすると後ろから声がした
振り向くとジーナが片手にワイングラスを持って立っていた
「ジーナ…来ていたのか」
良輔の顔が強張り一瞬ひんやりした空気が流れたが、くるみがジーナさん!とジーナの前に来た
「ジーナさん!先日は私、迷惑かけてすみませんでした」
ジーナの手を握って謝るくるみにジーナも周りもキョトンとする
「お借りしたドレスはクリーニングに出しているので、もう少ししたら返しに行きます!今日もすごく綺麗ですね♡」
「あ、ありがとう…ドレスは似合っていたからあなたにあげるわ」
「あんな高そうな物もらえません!今度お店に返しに行きます」
「ね、くるみ♡ 紹介して〜」
菫が後ろからヒョコッと顔だしてジーナにペコっと頭を下げた
「ふ〜、ようやく着いた!」
サイドブレーキをひいて、ん〜と伸びをする楓
「楓さん、お疲れ様でした」
「くるみちゃんの為ならお安い御用だよ♡ でもちょっと疲れちゃったからチューとか…」
「楓、アホな事言ってねーで、トランク開けろ」
「ハイハイ!」
葵と良輔が1つずつクーラーボックスを出す
「何か他に持っていくものありますか?」
「じゃあ、これお願い? 持ってて」
葵が自分の黒い帽子をくるみの頭にポフっと被せた
「わかりました」
葵とくるみが笑いあっていると菫が早く行こ〜と急かしたのでコテージの中に入っていった
エントランス、ダイニングを通るとガラス越しのデッキの奥に見える庭に人が賑わっているのが見えた
「あれ〜? もう始まってる〜?」
楓がデッキにつながるドアを開けると遅せーよ!と声が上がった
爽やかなイケメンが菫とくるみの前に来て声をかけた
「この子達がゲストかな? 初めまして、岬駿介(みさき しゅんすけ)です」
「初めまして! 葵と楓がお世話になっています。妹の菫に友達のくるみです。今日はお邪魔します♡」
菫がいつもの気だるそうな話し方ではなくキャピキャピしているので、くるみや葵達もビックリしている
「よろしく、楽しんで行ってね。菫ちゃんとくるみちゃんは何飲むかな?カクテルとかもあるけど…」
「シュン、菫達には…」
「帽子の子にはシャンパンをあげて?」
葵が酒を止めようとすると後ろから声がした
振り向くとジーナが片手にワイングラスを持って立っていた
「ジーナ…来ていたのか」
良輔の顔が強張り一瞬ひんやりした空気が流れたが、くるみがジーナさん!とジーナの前に来た
「ジーナさん!先日は私、迷惑かけてすみませんでした」
ジーナの手を握って謝るくるみにジーナも周りもキョトンとする
「お借りしたドレスはクリーニングに出しているので、もう少ししたら返しに行きます!今日もすごく綺麗ですね♡」
「あ、ありがとう…ドレスは似合っていたからあなたにあげるわ」
「あんな高そうな物もらえません!今度お店に返しに行きます」
「ね、くるみ♡ 紹介して〜」
菫が後ろからヒョコッと顔だしてジーナにペコっと頭を下げた
