
彼女の恋愛
第12章 BBQ彼女
「過保護ならここにも居るわよ?二人ともくるみちゃんが酔った時は血相変えてバーに乗り込んで来たわ」
「うぅ…お恥ずかしい限りです」
「くるみちゃんがジーナの店に楓といるって聞いて悪い予感しかしなかったよ」
「ハハッ、確かにそうだな」
シュンが笑うとジーナは頰を膨らませる
「失礼しちゃうわ?くるみちゃんが初めてお酒を飲む記念にアルマンドを開けたのよ」
「へー!奮発したね。ここにはドンペリの85年ならあるけど飲む?」
「BBQで飲む酒じゃねーだろw」
良輔は笑いながら海老を剥いてジーナとくるみのお皿に乗せた
「…あのぅ、この前飲んだシャンパンってそんなに高いんですか?」
「そうね〜。新社会人の初任給くらいかしら?」
「そ、そんなに高いんですか?もっと味わっておけば良かったー」
ジーナは声をあげて笑った
「なら、あと2年後にまた飲みましょう。お代は良輔達につけておくから!そういえばあの後は例の彼氏とどうなったの?」
「…昨日、別れちゃいました」
下を向いてハハッと笑うくるみに良輔とジーナは無言になってシュンは大丈夫〜?と帽子をポンポンと叩く
「大丈夫です! いろいろあって覚めちゃったんです。吹っ切れたって言ったら嘘になるけど悩んでいても仕方ないですから」
くるみは笑って顔をあげるとシュンはくるみに新しいグラスを渡す
「くるみちゃんの新しいスタートに乾杯!」
シュンがグラスを当てたので飲むと強いお酒の味がしてむせた
「シュンさん、これ…」
「あ、ごめん!俺のジンリッキーと間違えちゃった」
「大丈夫、くるみちゃん? いまお茶持ってくるね」
良輔がパッと立ち上がってソフトドリンクを取りに行った
「くるみちゃん、男を忘れるには新しい恋かお酒しかないわ。さ、飲みましょう?」
「え、でも…」
「1杯だーけ! ね?」
シュンがジンリッキーのグラスをくるみに持たせ、ジーナが怪しく笑いグラスを当てた
「かんぱい♡」
仕方なしに一口飲もうとするとくるみの後ろから葵がグラスを取り上げてジンリッキーを飲み干した
「残念、ナイトの登場だわ」
ジーナがつまらなそうにつぶやき隣のテーブルに行ってしまった
「シュン… 何人かつぶれているからコテージの部屋に連れて行きたいんだけど空いてるか見てきて」
「うぅ…お恥ずかしい限りです」
「くるみちゃんがジーナの店に楓といるって聞いて悪い予感しかしなかったよ」
「ハハッ、確かにそうだな」
シュンが笑うとジーナは頰を膨らませる
「失礼しちゃうわ?くるみちゃんが初めてお酒を飲む記念にアルマンドを開けたのよ」
「へー!奮発したね。ここにはドンペリの85年ならあるけど飲む?」
「BBQで飲む酒じゃねーだろw」
良輔は笑いながら海老を剥いてジーナとくるみのお皿に乗せた
「…あのぅ、この前飲んだシャンパンってそんなに高いんですか?」
「そうね〜。新社会人の初任給くらいかしら?」
「そ、そんなに高いんですか?もっと味わっておけば良かったー」
ジーナは声をあげて笑った
「なら、あと2年後にまた飲みましょう。お代は良輔達につけておくから!そういえばあの後は例の彼氏とどうなったの?」
「…昨日、別れちゃいました」
下を向いてハハッと笑うくるみに良輔とジーナは無言になってシュンは大丈夫〜?と帽子をポンポンと叩く
「大丈夫です! いろいろあって覚めちゃったんです。吹っ切れたって言ったら嘘になるけど悩んでいても仕方ないですから」
くるみは笑って顔をあげるとシュンはくるみに新しいグラスを渡す
「くるみちゃんの新しいスタートに乾杯!」
シュンがグラスを当てたので飲むと強いお酒の味がしてむせた
「シュンさん、これ…」
「あ、ごめん!俺のジンリッキーと間違えちゃった」
「大丈夫、くるみちゃん? いまお茶持ってくるね」
良輔がパッと立ち上がってソフトドリンクを取りに行った
「くるみちゃん、男を忘れるには新しい恋かお酒しかないわ。さ、飲みましょう?」
「え、でも…」
「1杯だーけ! ね?」
シュンがジンリッキーのグラスをくるみに持たせ、ジーナが怪しく笑いグラスを当てた
「かんぱい♡」
仕方なしに一口飲もうとするとくるみの後ろから葵がグラスを取り上げてジンリッキーを飲み干した
「残念、ナイトの登場だわ」
ジーナがつまらなそうにつぶやき隣のテーブルに行ってしまった
「シュン… 何人かつぶれているからコテージの部屋に連れて行きたいんだけど空いてるか見てきて」
