
彼女の恋愛
第12章 BBQ彼女
「ぶはっw くるみちゃん好きかわからないとか言ってるけど、そいつの事大好きじゃん?自信持っていいよ」
「う〜ん、なんかちゃんと理由が欲しいんです」
「そんな事言ったら俺みたいな一目惚れなんかどうなるの?」
「私は一目惚れにも理由があると思います。例えば初恋の人に似てるとか」
「理由探しもいいけど、そろそろ寝ないと時間ないかも。少し休もう?」
良輔がキュッとくるみを抱きしめた
「良輔さん…苦しいです」
「いまだけ…」
しばらくするとクークーと寝息が聞こえ始めた
くるみはこの状況に困りながらも前後から聞こえる規則正しい寝息にかられ自分も眠りに落ちるのであった
ブーッ、ブーッー
携帯のバイブ音で良輔は目を覚ました
寝ぼけながら携帯を手に取り、ピッとボタンを押す
「もしもし〜?」
「…もしもし」
「ん〜、だれ?」
「この携帯の持ち主に用があるのですが」
「ん? あ、これくるみちゃんの携帯か!すみません、間違えて出ちゃったみたい」
「…くるみは?」
「いま寝ちゃってます。えーと…後でかけ直すように伝えましょうか?」
「お願いします。村瀬と申しますが、どちらさまですか?」
「むらせ…村瀬くんか!」
「はい?」
「あ、すいません! くるみちゃんから君の話を聞いていたから勝手に親近感湧いちゃって…俺は内柴良輔っていいます」
「…くるみにお伝え下さい、失礼します」
電話越しから伝わる威圧感に良輔は陰険眼鏡という呼び名を思い浮かべた
(悪いくるみちゃん…陰険眼鏡くん怒らせたかも)
くるみの携帯を置いてくるみの寝顔を見るともう一度眠りについた
「おいおいおいおい…これはどういうこったよ! なんで俺の天使が獣達に抱かれてるの⁉︎ 起きろー!」
楓が部屋の中に慌ただしく入ってきたのでくるみ達は目を覚ました
「ん〜?楓さん…どうしました〜?」
「ダメだよ、くるみちゃん!こいつらに心を許したら!こいつらは飢えたハイエナなんだから貞操の危機だよ⁉︎」
「…ギャーギャーうるせーな…いま何時?」
「もう6時過ぎてるよ! っていうか、他の奴らどこ行ったの?誰も居ないんだけど」
「…そろそろ出ないとまずいな。つーか、シュンは?あいつが葛西さんに送らせるって言ってたんだけど…おい、良輔!起きろ」
「う〜ん、なんかちゃんと理由が欲しいんです」
「そんな事言ったら俺みたいな一目惚れなんかどうなるの?」
「私は一目惚れにも理由があると思います。例えば初恋の人に似てるとか」
「理由探しもいいけど、そろそろ寝ないと時間ないかも。少し休もう?」
良輔がキュッとくるみを抱きしめた
「良輔さん…苦しいです」
「いまだけ…」
しばらくするとクークーと寝息が聞こえ始めた
くるみはこの状況に困りながらも前後から聞こえる規則正しい寝息にかられ自分も眠りに落ちるのであった
ブーッ、ブーッー
携帯のバイブ音で良輔は目を覚ました
寝ぼけながら携帯を手に取り、ピッとボタンを押す
「もしもし〜?」
「…もしもし」
「ん〜、だれ?」
「この携帯の持ち主に用があるのですが」
「ん? あ、これくるみちゃんの携帯か!すみません、間違えて出ちゃったみたい」
「…くるみは?」
「いま寝ちゃってます。えーと…後でかけ直すように伝えましょうか?」
「お願いします。村瀬と申しますが、どちらさまですか?」
「むらせ…村瀬くんか!」
「はい?」
「あ、すいません! くるみちゃんから君の話を聞いていたから勝手に親近感湧いちゃって…俺は内柴良輔っていいます」
「…くるみにお伝え下さい、失礼します」
電話越しから伝わる威圧感に良輔は陰険眼鏡という呼び名を思い浮かべた
(悪いくるみちゃん…陰険眼鏡くん怒らせたかも)
くるみの携帯を置いてくるみの寝顔を見るともう一度眠りについた
「おいおいおいおい…これはどういうこったよ! なんで俺の天使が獣達に抱かれてるの⁉︎ 起きろー!」
楓が部屋の中に慌ただしく入ってきたのでくるみ達は目を覚ました
「ん〜?楓さん…どうしました〜?」
「ダメだよ、くるみちゃん!こいつらに心を許したら!こいつらは飢えたハイエナなんだから貞操の危機だよ⁉︎」
「…ギャーギャーうるせーな…いま何時?」
「もう6時過ぎてるよ! っていうか、他の奴らどこ行ったの?誰も居ないんだけど」
「…そろそろ出ないとまずいな。つーか、シュンは?あいつが葛西さんに送らせるって言ってたんだけど…おい、良輔!起きろ」
