彼女の恋愛
第12章 BBQ彼女
「お前本当に楓か?誰かれ構わずやりたいことやって迷惑かけまくっていたのに?」
「…くるみちゃんは初めて本気で好きになった子だ。気付くの遅すぎて告白も出来ないけど…今までのことを反省して一から出直して納得いったらまたくるみちゃんに告白しようかなw」
葵がびっくりすると楓はにっこり笑った
くるみがお待ちどおさまです!と珈琲を葵に持ってくるとありがとうと受け取り3人で朝までいろいろおしゃべりをした
「雨、あがりましたね」
くるみが窓を指して答えた瞬間、ヘリコプターの近づく音がする
「な、なに⁉︎ 」
「これはたぶん岬家の自家用ヘリだ…」
葵が説明しようとした瞬間、失礼致しますと深々と頭を下げる長身のスーツを着たメガネの男の人がリビングに入ってきた
「葵さま、楓さま…そちらのお嬢様は森野様とお見受け致します。遅くなってしまい大変申し訳ございませんが、お迎えにあがりました」
「葛西さん、こんな早くに?」
葵が聞くと葛西は頭をあげてキラっと眼鏡を光らせる
「昨日、松岡の奥様からご連絡を頂き初めて菫様と森野様が高校生だと知りました。坊っちゃまの気まぐれで学校を休ませる訳にはいきません。すぐにお連れ致します」
「菫、呼んでくるよ。くるみちゃんも荷物取りに行こう」
葵と2階に上がり菫を起こすと今日休みじゃないの⁉︎と非常にがっかりする菫と素早く着替えて下に降りた
「葛西さん、俺たちは適当に帰るからこの子達は無事に送り届けてくれ。迷惑かけて申し訳ない」
「葵様の責任ではありません! さぁ、行きましょう」
葛西の後をついていくと屋上にヘリコプターが止まっている
「私、ヘリコプターなんて初めてだよ!」
「ウチもだけど学校行くのがショック過ぎてテンション上がらない」
葛西さんはヘッドホンみたいなのをつけて助手席に座り、くるみたちは後ろの席に座った
あっという間に飛び立ち、どこかのビルの屋上に着いた
エレベーターで下に降りると入り口にリムジンが止まっていた
「こちらへ」
葛西が後ろのドアを開けてくるみ達を中に乗せた
初めてのリムジンにくるみは緊張して硬く、菫はテンション低いので何のリアクションもないままリムジンに乗り込むと葛西も後部座席に乗ってきた
「ご挨拶が遅れて申し訳ございません。私、駿介様の執事で葛西と申します」
「…くるみちゃんは初めて本気で好きになった子だ。気付くの遅すぎて告白も出来ないけど…今までのことを反省して一から出直して納得いったらまたくるみちゃんに告白しようかなw」
葵がびっくりすると楓はにっこり笑った
くるみがお待ちどおさまです!と珈琲を葵に持ってくるとありがとうと受け取り3人で朝までいろいろおしゃべりをした
「雨、あがりましたね」
くるみが窓を指して答えた瞬間、ヘリコプターの近づく音がする
「な、なに⁉︎ 」
「これはたぶん岬家の自家用ヘリだ…」
葵が説明しようとした瞬間、失礼致しますと深々と頭を下げる長身のスーツを着たメガネの男の人がリビングに入ってきた
「葵さま、楓さま…そちらのお嬢様は森野様とお見受け致します。遅くなってしまい大変申し訳ございませんが、お迎えにあがりました」
「葛西さん、こんな早くに?」
葵が聞くと葛西は頭をあげてキラっと眼鏡を光らせる
「昨日、松岡の奥様からご連絡を頂き初めて菫様と森野様が高校生だと知りました。坊っちゃまの気まぐれで学校を休ませる訳にはいきません。すぐにお連れ致します」
「菫、呼んでくるよ。くるみちゃんも荷物取りに行こう」
葵と2階に上がり菫を起こすと今日休みじゃないの⁉︎と非常にがっかりする菫と素早く着替えて下に降りた
「葛西さん、俺たちは適当に帰るからこの子達は無事に送り届けてくれ。迷惑かけて申し訳ない」
「葵様の責任ではありません! さぁ、行きましょう」
葛西の後をついていくと屋上にヘリコプターが止まっている
「私、ヘリコプターなんて初めてだよ!」
「ウチもだけど学校行くのがショック過ぎてテンション上がらない」
葛西さんはヘッドホンみたいなのをつけて助手席に座り、くるみたちは後ろの席に座った
あっという間に飛び立ち、どこかのビルの屋上に着いた
エレベーターで下に降りると入り口にリムジンが止まっていた
「こちらへ」
葛西が後ろのドアを開けてくるみ達を中に乗せた
初めてのリムジンにくるみは緊張して硬く、菫はテンション低いので何のリアクションもないままリムジンに乗り込むと葛西も後部座席に乗ってきた
「ご挨拶が遅れて申し訳ございません。私、駿介様の執事で葛西と申します」