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彼女の恋愛

第13章 村瀬と彼女

「そんなのどうでもいいじゃん!それ、何? ヴィクトリアの新作じゃん!スゲー」

「これは違う人からもらったの。さっき送ってくれたのは先生!」

「お姉…見直したわ。先生をアッシーにするとか凄いね!なんかテクでもあるの?」

「話が通じない…もう、いいや」

「お姉!減るもんじゃないし、教えてよ〜♡」

家に戻りいつも通り家事をこなして部屋に戻るとラインが村瀬と相悟から届いていた

村瀬のラインから確認する

[今日はくるみに会えて嬉しかったです。ずっと会いたかったし、触れたかった]

[私も村瀬くんに会って安心したかも]

ラインを返すとすぐに既読がついて返信が来た

[安心? 安心させると言うより嫌がる事しかしていないはずですが…もしや僕の抱擁により落ち着いたと解釈して良いのですか?]

(うわ〜 素直な気持ちを送ってみたけど改めて文章にされると恥ずかしいな)

[…前言撤回します]

[あ、撤回しないで下さい…すごく嬉しいです]

[そういえばA組は文化祭の出し物、決まったの?]

[お化け屋敷です]

[ベタだね! 村瀬くんは、なに役なの?]

[僕はストーリー構成とか脚本の裏方です。非科学的な物は信じていないのでどうすれば怖いのか考え中です。くるみは何が怖いですか?]

[私はホラー全般ダメだから参考にならないよ;]

今まですぐに既読ぐついたが急に流れがとまったので相悟のトークを開いてみる

[文化祭について…一応みんなの意見は明日のSHで聞いてみるけどくるみちゃんはやりたいのある?]

[う〜ん。 やりたいって言うよりなんとなく出来そうなのはカフェ系かな〜と思うんだけど]

くるみが返信をするとすぐに既読がついて返事がきた

[俺もそう思ったんだよね!他のクラスはお化け屋敷、縁日の的屋、カジノ、劇って言ってたから休憩できるカフェは当たると思う。じゃあ何カフェにするか論点しぼろうか?]

[うん。でもカフェはカフェでしょ? 何カフェって? ]

[例えばメイド執事喫茶、大正カフェ、コスプレカフェとか?いろいろあると思うよ?]

[そういえば猫カフェとかもあるよね!]

[猫カフェはさすがにw くるみちゃんが猫に獣化するなら話は別だけど?]

[しないよ! じゃあ進行は任せるね?]

[うん。じゃあ、また明日]

[バイバイ]

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