彼女の恋愛
第13章 村瀬と彼女
「絶対に反対です。くるみがメイドやコスプレ、ましてや猫だなんて可愛すぎて攫われます!」
「村瀬くん?何を言ってるの」
くるみが呆れると絶対にダメですよ!と怒っている
「何カフェでも私は裏方だよ。お菓子作るのも好きだからね」
「…ホッとしました。しかしくるみの手料理を他の連中に食べさせるのも納得いきません。僕が買い占めて…」
ブツブツ言いだしたのでくるみは再度呆れて村瀬のホッペをムギュッと引っ張った
「いたいれす」
「よし、戻ってきたね」
二人で笑っているとくるみ!と陽と今にも泣きそうな奈緒が話しかけてきた
「ラブラブなところ邪魔して悪いな、さっきの鈴木の件だけど改めて謝らせてくれ」
「くるみちゃん…ごめんなさい」
村瀬が何事かと目を大きく開いて聞いている
「ちょっと!二人ともやめて。奈緒ちゃんは何も悪くないのになんで謝るのよ? 陽もしつこい!」
「でも…わたし怖くて止められなくて…陽にもそんな自分知られたら嫌われちゃうと思って…黙ってたから」
「園川さん…順を追って説明してもらえますか?」
「奈緒ちゃん、説明しなくていいよ。村瀬くんもやめて?」
村瀬はじっと奈緒を見ると奈緒は観念したように話し出した
「リカがくるみちゃんに嫌がらせをしていたの。わざとぶつかったり、ひどいこと言ったり…私も近くに居たのに怖くて注意も出来なくて…」
「原因は何なんです?」
「相悟だよ、鈴木は相悟が好きなんだけどあいつは鈴木の事なんて眼中ないからな。くるみが羨ましいんだよ」
陽が説明すると村瀬は相変わらずの仏頂面でフーっとため息をついた
「なるほど、わかりました」
村瀬はくるみの腕を掴むとA組の教室前に歩いていく
「村瀬くんどうするつもり?私は鈴木さんとは口も聞きたくないし、出来れば何もしたくないんだけど…」
「…」
ガラっと教室を開けてつかつか鈴木の方にくるみを引っ張って歩いていく
「鈴木さん」
「…なに?」
鈴木は声をかけた村瀬ではなく、くるみを見て睨んでいる
途端に村瀬は教室のど真ん中でくるみにキスをした
突然の事で鈴木はポカーンとしてくるみはパニックになり、辺りは騒然となった
「この通りくるみは俺の彼女です。宮澤が彼女に好意を寄せているからといってくるみに嫌がらせをするのはお門違いです」
「村瀬くん?何を言ってるの」
くるみが呆れると絶対にダメですよ!と怒っている
「何カフェでも私は裏方だよ。お菓子作るのも好きだからね」
「…ホッとしました。しかしくるみの手料理を他の連中に食べさせるのも納得いきません。僕が買い占めて…」
ブツブツ言いだしたのでくるみは再度呆れて村瀬のホッペをムギュッと引っ張った
「いたいれす」
「よし、戻ってきたね」
二人で笑っているとくるみ!と陽と今にも泣きそうな奈緒が話しかけてきた
「ラブラブなところ邪魔して悪いな、さっきの鈴木の件だけど改めて謝らせてくれ」
「くるみちゃん…ごめんなさい」
村瀬が何事かと目を大きく開いて聞いている
「ちょっと!二人ともやめて。奈緒ちゃんは何も悪くないのになんで謝るのよ? 陽もしつこい!」
「でも…わたし怖くて止められなくて…陽にもそんな自分知られたら嫌われちゃうと思って…黙ってたから」
「園川さん…順を追って説明してもらえますか?」
「奈緒ちゃん、説明しなくていいよ。村瀬くんもやめて?」
村瀬はじっと奈緒を見ると奈緒は観念したように話し出した
「リカがくるみちゃんに嫌がらせをしていたの。わざとぶつかったり、ひどいこと言ったり…私も近くに居たのに怖くて注意も出来なくて…」
「原因は何なんです?」
「相悟だよ、鈴木は相悟が好きなんだけどあいつは鈴木の事なんて眼中ないからな。くるみが羨ましいんだよ」
陽が説明すると村瀬は相変わらずの仏頂面でフーっとため息をついた
「なるほど、わかりました」
村瀬はくるみの腕を掴むとA組の教室前に歩いていく
「村瀬くんどうするつもり?私は鈴木さんとは口も聞きたくないし、出来れば何もしたくないんだけど…」
「…」
ガラっと教室を開けてつかつか鈴木の方にくるみを引っ張って歩いていく
「鈴木さん」
「…なに?」
鈴木は声をかけた村瀬ではなく、くるみを見て睨んでいる
途端に村瀬は教室のど真ん中でくるみにキスをした
突然の事で鈴木はポカーンとしてくるみはパニックになり、辺りは騒然となった
「この通りくるみは俺の彼女です。宮澤が彼女に好意を寄せているからといってくるみに嫌がらせをするのはお門違いです」