彼女の恋愛
第13章 村瀬と彼女
「え!大丈夫なんですか?」
「大丈夫!出せば楽になるでしょ。っていうか、今日いつもとだいぶ雰囲気違うね、最初声かけるの自信なかったかよ」
「私じゃなかったらどうしました?w」
「もちろん遊びに誘うでしょ。こんな可愛い子は無視できないよ?」
フッと笑ってくるみの頭を撫でようとした時に横からすっと人が現れた
「森野さんだよね?」
くるみは圭の姿にビックリした
「圭さん!お久しぶりです。偶然ですね」
「くるみちゃん、誰?」
自分を若干睨んでくる圭に苦笑いしながら葵はくるみに話しかけた
「この子の彼氏の兄貴だけど? お宅様は?」
圭が笑われた事に少し腹を立てて葵に噛み付く
「俺はこの子の親友の兄貴だよ」
葵はくるみの頭にポンと手を置くとねー?とくるみの顔をみる
「はい、葵さんは私の親友のお兄さんです。親友と待ち合わせんしていたんですけどちょっとトラブルで…」
「どんなトラブルか知らないけどこんなの陽が見たらそれこそトラブルじゃない?」
「あ、陽から聞いていませんか? 私…陽と別れたんです」
「え?」
「圭さんにもいろいろご迷惑かけたのにすみません…宜しく伝えてと陽にお願いしたんですけど」
「あのバカ…ごめん、いらないお節介だったね。すみませんでした」
圭が葵に向き直ってペコっと頭を下げるといいえ〜と笑いながら会釈した
「確かに、弟の彼女がこんな悪そうなやつに話しかけられてたら心配だよね」
笑うと圭は恥ずかしそうに下を向いてそのまま立ち去ろうとしたのをくるみは呼び止めた
「あ、圭さん!ありがとうございました。受験が…」
「くるみー、お待たせ!いや〜久しぶりに焦ったわ〜」
菫が3人の前に現れる
「あれ、葵まだ居たの? もう帰っていいよ〜」
「お前、遅せーよ! こんな可愛いくるみちゃん放ってたら危ないと思って居たんだけど、俺の他にもナイトがいるなんてヤるね」
葵がくるみにウインクをする
「ん? そういえば…誰〜?」
菫がズイっと圭の前に進んでジッと顔を覗き込んだ
圭も身長があるが173㎝ある菫はヒールのある靴を履いていて、目線は圭より上になっている
普段、女の子に覗き込まれるような事はないので圭は真っ赤になって口を隠した
「菫、近いよw こちらは矢川 圭さん、陽の2つ上のお兄さんだよ」
「大丈夫!出せば楽になるでしょ。っていうか、今日いつもとだいぶ雰囲気違うね、最初声かけるの自信なかったかよ」
「私じゃなかったらどうしました?w」
「もちろん遊びに誘うでしょ。こんな可愛い子は無視できないよ?」
フッと笑ってくるみの頭を撫でようとした時に横からすっと人が現れた
「森野さんだよね?」
くるみは圭の姿にビックリした
「圭さん!お久しぶりです。偶然ですね」
「くるみちゃん、誰?」
自分を若干睨んでくる圭に苦笑いしながら葵はくるみに話しかけた
「この子の彼氏の兄貴だけど? お宅様は?」
圭が笑われた事に少し腹を立てて葵に噛み付く
「俺はこの子の親友の兄貴だよ」
葵はくるみの頭にポンと手を置くとねー?とくるみの顔をみる
「はい、葵さんは私の親友のお兄さんです。親友と待ち合わせんしていたんですけどちょっとトラブルで…」
「どんなトラブルか知らないけどこんなの陽が見たらそれこそトラブルじゃない?」
「あ、陽から聞いていませんか? 私…陽と別れたんです」
「え?」
「圭さんにもいろいろご迷惑かけたのにすみません…宜しく伝えてと陽にお願いしたんですけど」
「あのバカ…ごめん、いらないお節介だったね。すみませんでした」
圭が葵に向き直ってペコっと頭を下げるといいえ〜と笑いながら会釈した
「確かに、弟の彼女がこんな悪そうなやつに話しかけられてたら心配だよね」
笑うと圭は恥ずかしそうに下を向いてそのまま立ち去ろうとしたのをくるみは呼び止めた
「あ、圭さん!ありがとうございました。受験が…」
「くるみー、お待たせ!いや〜久しぶりに焦ったわ〜」
菫が3人の前に現れる
「あれ、葵まだ居たの? もう帰っていいよ〜」
「お前、遅せーよ! こんな可愛いくるみちゃん放ってたら危ないと思って居たんだけど、俺の他にもナイトがいるなんてヤるね」
葵がくるみにウインクをする
「ん? そういえば…誰〜?」
菫がズイっと圭の前に進んでジッと顔を覗き込んだ
圭も身長があるが173㎝ある菫はヒールのある靴を履いていて、目線は圭より上になっている
普段、女の子に覗き込まれるような事はないので圭は真っ赤になって口を隠した
「菫、近いよw こちらは矢川 圭さん、陽の2つ上のお兄さんだよ」