彼女の恋愛
第15章 マーくんと彼女
「…うん」
チャイムが鳴り授業が始まった
(しかし夢じゃなくてリアルにマーくんがいた気がしたのに…)
また他の事を考えていたがぶんぶん頭を振って、授業に集中した
昼休み、菫とごはんを食べ終えるとA組の教室に向かった
中を覗くと隆盛は既に食べ終えたようで雑誌を読んでいた
(隆盛が雑誌って珍しいな)
くるみが近づこうとすると奈緒が気付いて声をかけてきた
「くるみちゃん!体調は大丈夫?」
「もう大丈夫だよ」
その声に気付いた隆盛は慌てて雑誌を机に片付けたのをくるみは見逃さなかった
奈緒にちょっとごめんねと断って隆盛の前に行く
「くるみ、お弁当ご馳走様でした。とても美味しかったです」
「それは良かった!ねぇ、なんの雑誌読んでいたの?」
「なんの事ですか?」
真顔で白々しい嘘をつく隆盛の目を見て淋しそうに小声で囁く
「教えてくれないの?隆盛が隠し事するの淋しいな…」
「…ただの雑誌です」
「見せて♡」
観念したように机から雑誌を取るとタウン情報誌だった
「タウン情報誌じゃん、なんでこれを隠したの?」
顔を赤くしてムスっとした顔で話し出した
「土曜日の参考になればと思ったんです…俺、レストランとか他に遊ぶようなところ全然詳しくないから、参考になればいいと思って」
「あはw 隆盛可愛いね♡ 」
くるみがパラパラ雑誌を捲ると、隆盛は照れを隠すように眼鏡をかけ直した
「水族館の他は行きたいとこありますか?」
「う〜ん、私もあまり詳しくないからな…」
「水族館行くの?いいな〜」
後ろから奈緒が声をかける
「奈緒ちゃん達はデート行かないの?」
「陽って意外にインドア派でしょ?だから外で遊びたがらないんだよね。部屋デートも楽しいけどマンネリだし、圭さんの勉強の邪魔にならないか気も使うし」
奈緒は少し愚痴をこぼした
「そっかw 私も外行こうって促して喧嘩したな…」
「くるみちゃんは外デートと家デートどっちが好き?」
チャイムが鳴り授業が始まった
(しかし夢じゃなくてリアルにマーくんがいた気がしたのに…)
また他の事を考えていたがぶんぶん頭を振って、授業に集中した
昼休み、菫とごはんを食べ終えるとA組の教室に向かった
中を覗くと隆盛は既に食べ終えたようで雑誌を読んでいた
(隆盛が雑誌って珍しいな)
くるみが近づこうとすると奈緒が気付いて声をかけてきた
「くるみちゃん!体調は大丈夫?」
「もう大丈夫だよ」
その声に気付いた隆盛は慌てて雑誌を机に片付けたのをくるみは見逃さなかった
奈緒にちょっとごめんねと断って隆盛の前に行く
「くるみ、お弁当ご馳走様でした。とても美味しかったです」
「それは良かった!ねぇ、なんの雑誌読んでいたの?」
「なんの事ですか?」
真顔で白々しい嘘をつく隆盛の目を見て淋しそうに小声で囁く
「教えてくれないの?隆盛が隠し事するの淋しいな…」
「…ただの雑誌です」
「見せて♡」
観念したように机から雑誌を取るとタウン情報誌だった
「タウン情報誌じゃん、なんでこれを隠したの?」
顔を赤くしてムスっとした顔で話し出した
「土曜日の参考になればと思ったんです…俺、レストランとか他に遊ぶようなところ全然詳しくないから、参考になればいいと思って」
「あはw 隆盛可愛いね♡ 」
くるみがパラパラ雑誌を捲ると、隆盛は照れを隠すように眼鏡をかけ直した
「水族館の他は行きたいとこありますか?」
「う〜ん、私もあまり詳しくないからな…」
「水族館行くの?いいな〜」
後ろから奈緒が声をかける
「奈緒ちゃん達はデート行かないの?」
「陽って意外にインドア派でしょ?だから外で遊びたがらないんだよね。部屋デートも楽しいけどマンネリだし、圭さんの勉強の邪魔にならないか気も使うし」
奈緒は少し愚痴をこぼした
「そっかw 私も外行こうって促して喧嘩したな…」
「くるみちゃんは外デートと家デートどっちが好き?」