彼女の恋愛
第15章 マーくんと彼女
「先生って誰かに似ているなと思っていたけど、ようやくわかりました!昔、私が大好きだった高校生のお兄さんに似てい…」
ガラっとドアが開いて隆盛が入ってきた
「2時間経ちました。もう終わりですよね?」
「あ、ああ」
「くるみ、行こう」
「隆盛、待って…先生明日は寝ないで下さいよ!」
くるみは問題集と筆記用具をカバンに詰めるとさようなら。と残して隆盛の後を追った
(村瀬のやつ、フラグへし折りやがった…)
小島はポリポリと頭を掻いて席を立つと窓を閉めて戸締りをした
「隆盛?なにか怒ってる?」
「怒っていません」
無表情で前を見据えてくるみを見ようともしない
「私、何かしたかな?」
「くるみは何もしていません」
「ちょっとストップ!」
くるみは隆盛の手を引いて歩みを止めた
「ちゃんと話して?隆盛、へんだよ」
隆盛はフーとため息をつくと、優しく見つめてくるみの頬に手を添えた
「すみません、いろいろ考える事があって。でも大丈夫です…くるみは誰にも渡しません」
「急に何の話?w」
「いいんです。こちらの話なので」
「変な隆盛…じゃあもう怒ってない?」
「元から怒ってないですから…今日はうちに寄りますか?」
「う〜ん、どうしようかな。毎日お邪魔するのもご近所の目があるだろうし…」
「ではご迷惑でなければくるみのお家にお邪魔しても宜しいですか?」
「うち? 構わないけどむつみもなつみも居るよ?」
「構いません」
「? わかった」
隆盛と一緒にマンションのエレベーターを登りくるみの家に向かう
「ただいまー」
「お邪魔します」
部屋に上がるとなつみとむつみはおやつを食べていた
「あれ?隆盛くんいらっしゃい」
「お邪魔しています」
深々頭を下げると妹たちはキョトンとした後に爆笑した
「相変わらず真面目なんだから〜w」
「お兄ちゃん遊ぼう!」
むつみが隆盛の手を引っ張る
「宿題は終わった?」
くるみが隆盛に出すお茶の準備をしながらなつみに聞く
「粗方おわったよ。1問ちょーむずくて解けなかった」
「どれですか?」
隆盛がなつみに聞く
「算数なんだけどこの文章問題がわからなくて…」
ざっと問題を読んでなるほどと頷く
「これはどういう事かというと…」
むつみとすごろくをしながらなつみに教えていく
ガラっとドアが開いて隆盛が入ってきた
「2時間経ちました。もう終わりですよね?」
「あ、ああ」
「くるみ、行こう」
「隆盛、待って…先生明日は寝ないで下さいよ!」
くるみは問題集と筆記用具をカバンに詰めるとさようなら。と残して隆盛の後を追った
(村瀬のやつ、フラグへし折りやがった…)
小島はポリポリと頭を掻いて席を立つと窓を閉めて戸締りをした
「隆盛?なにか怒ってる?」
「怒っていません」
無表情で前を見据えてくるみを見ようともしない
「私、何かしたかな?」
「くるみは何もしていません」
「ちょっとストップ!」
くるみは隆盛の手を引いて歩みを止めた
「ちゃんと話して?隆盛、へんだよ」
隆盛はフーとため息をつくと、優しく見つめてくるみの頬に手を添えた
「すみません、いろいろ考える事があって。でも大丈夫です…くるみは誰にも渡しません」
「急に何の話?w」
「いいんです。こちらの話なので」
「変な隆盛…じゃあもう怒ってない?」
「元から怒ってないですから…今日はうちに寄りますか?」
「う〜ん、どうしようかな。毎日お邪魔するのもご近所の目があるだろうし…」
「ではご迷惑でなければくるみのお家にお邪魔しても宜しいですか?」
「うち? 構わないけどむつみもなつみも居るよ?」
「構いません」
「? わかった」
隆盛と一緒にマンションのエレベーターを登りくるみの家に向かう
「ただいまー」
「お邪魔します」
部屋に上がるとなつみとむつみはおやつを食べていた
「あれ?隆盛くんいらっしゃい」
「お邪魔しています」
深々頭を下げると妹たちはキョトンとした後に爆笑した
「相変わらず真面目なんだから〜w」
「お兄ちゃん遊ぼう!」
むつみが隆盛の手を引っ張る
「宿題は終わった?」
くるみが隆盛に出すお茶の準備をしながらなつみに聞く
「粗方おわったよ。1問ちょーむずくて解けなかった」
「どれですか?」
隆盛がなつみに聞く
「算数なんだけどこの文章問題がわからなくて…」
ざっと問題を読んでなるほどと頷く
「これはどういう事かというと…」
むつみとすごろくをしながらなつみに教えていく