無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

苦くてほんのり甘いパイプの味がするキスは更に深くなり自分の舌がわからなくなる程、重なり合った

しばらく深いキスが続き耳元でパチンと指が鳴ると体が自由になったが、すぐに抵抗できずその場でハァハァ…と息を整えた

「くるみ、大丈夫？」

「全然だいじょうぶじゃない！」

「そうか、ごめんな」

芋虫はポンと頭を撫でるともう一度キスをしながら首のチョーカーをいじる

「なんかこれ首輪みたいだな」

少し楽になったくるみは芋虫から距離を取ろうとしながら会話をする

「…チョーカーだよ。マーくんも隆盛もすぐに首輪って発想になるのおかしいよ」

隆盛の名前を聞いた途端にチョーカーをいじっていた手でぐいっと顔を近づけられる

「…帽子屋の話はするな」

「帽子屋？」

「手加減出来なくなる」

芋虫はくるみに覆い被さり両手を抑えて噛みつくようなキスを口から耳に首に胸にと移動する

「マーくん！やめて！離して！」

ジタバタ足で暴れるくるみをあしらいまるで聞こえていないように口で谷間の見えるワンピースをずらすとペロッと谷間を舐め上げた

「やっ…ん！っ…くすぐったい…！」

「このままだと両手が塞がっているからブラジャーが外せないな…」

「外さなくていい！ 離して」

芋虫は片手を離すとニコっと悪魔の様な笑みを浮かべながら指をパチンと鳴らした

「あっ…いゃ…！」

空からポンと芋虫の手のひらに落ちてきたのはジャラッと音をたてた少し重そうなシルバーの手枷

芋虫が両手を離すとくるみは逃げようともがくが芋虫の重みで逃げられない

「そんな必死に逃げようとするなよ、傷つく」

「こんな無理やりっ…絶対やだ！ 大体私はマーくんを…」

くるみが最後まで言い切る前に芋虫はパチンと指を鳴らすと自分の意思に反して「好きじゃない」と言えなくなった

「な、なんで…」

「ここではその先は絶対に言わせない…くるみ、好きだ」

悲しそうにくるみを見つめると力づくで手枷を嵌められた

「あ…マーくん、ダメっ…」

ビリっとワンピースを破くとブラジャーをたくし上げて胸の突起を執拗に攻めまくる

「あ…んっ…はぁっ…」

「くるみは乳首が弱いんだな…でもまだ我慢してる」

「…っく、ん…ぅあ！」

芋虫がカリっと突起を噛んだ為、くるみの身体はビクっと震えた

「…なるほど。マゾだ」