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彼女の恋愛

第6章 急展開な彼女

ボーッとしていたがハッと気付いた陽はゆっくりと自身を抜いて、先ほど持ってきたタオルをくるみのアソコの下にひいた

トロッと愛液と鮮血が流れてきた

くるみを綺麗にティッシュで拭いて、自身のソレからゴム取ってティッシュで拭いた

現実に戻ると放心しているくるみを見て罪悪感でいっぱいになった

放心しているくるみに近づきギュッと抱きしめる

「…くるみ?」

「…しっぱい、したな…」

くるみの言葉を聞いて陽は全身を刺されたような気持ちになった

「菫がね…陽を刺激しろって…この服選んだの…」

「え」

「効き過ぎちゃったね」

陽はくるみを抱きしめた

二人はしばらく抱き合っていつしか眠ってしまった

「ん…」

くるみが目を覚ますとあたりは夕暮れ時になっていた

「陽、起きて?」

「ん〜?」

陽が起きて目を擦る

時計を見てくるみを見る

「そろそろ帰らないと」

「やだ」

陽がくるみを後ろから抱きしめる

首にキスをして胸を触り始めた

「だめ!」

パチンと陽の肩を叩く

「いたい…」

さっと下着を着けて服を着ようとするくるみ

陽も諦めてパンツを履く

クローゼットからTシャツをとってくるみに渡した

「シャツ汚しちゃったからこれ着て?」

「ありがとう」

荷物をまとめて帰り支度をしているくるみに陽が声をかけた

「くるみ…まだ正式に付き合っていないのに俺…」

「…謝って欲しくない。陽を止めようと思えば金蹴りしたり、ひどい事言って萎えさせたり出来たのにしなかったから」

想像して陽はサーっと血の気がひいた

「菫に聞いてたの。もし陽がマジになった時、嫌なら実行しなって。でもしなかった」

「くるみ…」

「陽…順番逆になっちゃったけど、私と付き合って?」

「!」

陽はくるみをギュッと抱きしめて囁いた

「くるみに告白されるなんて…考えもしなかった…」

「私も…」

今日一日だけで何度目かわからないキスをしたが今までの中で一番暖かいキスだった

「送ってく」

「大丈夫だよ、1人で帰れるよ」

階段を降りて玄関に向かう

「頼むから送らせて」

「もう!頑固」

「くるみもだろ」

二人で笑ってキスをするとガチャっとドアが開いて圭が帰ってきた

「!」

慌てて離れたが気まずい空気が流れる

「お、お邪魔しました…」

「あ、はい…」

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