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彼女の恋愛

第8章 夏休みの彼女

「ベッド狭いから布団持ってくるね」

くるみはそう言って立とうとすると強い力で引き寄せられ陽の上に倒れた

「わっ!」

「布団はいらない。…何処にも行くな」

ギュッと抱きしめられ陽の心音や温もりを感じると緊張がほぐれてきた

「…うん」

陽の手がくるみの存在を確かめるように髪、腕、胸、腰といろんな場所を触る

くすぐったくてよじると太ももからお尻を触られた

「ん?」

陽がもう一度お尻を触る

「どうしたの?」

くるみがキョトンとするともう一度ゆっくり触られる

「…くるみ…なんでパンツ履いてないの?」

陽に言われて思い出し、恥ずかしさのあまり離れようとする

「これは違くて!陽の家でシャワー浴びた時に気持ち悪くて!」

焦って声が大きくなったくるみを陽がしーっと制する

「みんな起きちゃうよ? 」

「ご、ごめん。でもこれは…」

「そんなに誘わなくても俺はいつでもくるみとエッチしたいからね♡」

「ちがう!誘ってないってば!」

くるみの口をキスで塞ぐ陽

「だから声大きいって…」

「だって…」

もう一度キスをしてくるみの首にキスをする

「う〜くすぐったい」

「くるみはくすぐったがりだよね」

「こんなの誰だってくすぐったいでしょ?」

「俺は割と大丈夫だよ」

「本当〜?」

くるみは陽の上から陽の耳元に軽くキスをする

「全然くすぐったくない」

陽の挑発にムキになったくるみは徐々に首元、胸とキスをする

時折チラッと陽の様子を見るが平然としている

お腹、脇腹とキスを移した時に脇腹で微妙に体をよじった

「いま動いた!くすぐったかったでしょ?」

「くすぐったくないよ」

「嘘!」

くるみはもう一度脇腹にキスをするが陽は平然としている

(おかしいな?でも確かに動いた!)

脇腹を唇で上から下になぞりながら、左手で太ももの内側を下から上に這わせた

その瞬間、バッと動いてくるみを下に押し倒した

「陽?やっぱりくすぐったかったでしょ?」

ふふと勝ち誇ったように笑うくるみに対し陽は低い声でくるみの耳元で囁く

「これだけ挑発しといて誘ってないとか言うなよ?」

へ?とびっくりするくるみに荒々しいキスをする

「んん〜!」

離したと思ったら首筋に噛み付くようなキスをして胸を揉みしだく

「あぅ…陽いたい…」

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