彼女の恋愛
第8章 夏休みの彼女
「そうでもないよ」
いけしゃあしゃあと答える
「こう見えてなつみも割りと潔癖なんですよ〜?」
くるみは散らかったなつみの部屋を片付けている自分を思い返しどの口が⁉︎と言いたかったがなつみの黙れオーラに負けて引き下がった
「私、冷たい物買ってくるね」
「お姉!私にも買ってきて♡」
「仕方ないな!」
くるみが行こうとすると相悟が立ち上がった
「一緒に行くよ」
「え!大丈夫だよ?」
「俺トイレに行きたいからついでに一緒に行こう。くるみちゃん隙だらけだから何かあると困るし?なつみちゃんここで待ってて?」
「え〜 早く帰ってきて下さいね♡」
くるみと相悟は売店に向かって歩き出した
「あの、なつみが強引でごめんね?」
「ん?別になんとも思わないよ」
「そう。ならいいんだけど…」
「それより、くるみちゃんその水着似合っているね」
「ありがとう〃」
「肌が白いからよく映えるよ」
相悟がくるみのパーカーの裾を掴む
「前は冗談で言ったけど今回は本気でソソられる」
相悟の低い声にゾクっとする
「なに言って…」
ニコっと笑ったが顔の奥では笑っていないような気がした
売店に着くとかき氷を3つ買った
イチゴを2つに、メロンを1つ買った
「俺が持つよ」
相悟が2つ持ってくるみがメロンを1つ持った
なつみの待つ場所に戻ろうとするがトイレの前でくるみが止まる
「相悟くん、トイレは?」
「ああ、さっきのは口実だよ。なつみちゃん素直に行かせてくれないと思って」
「…本当ごめんね」
構わないよと歩きながらかき氷をマジマジとみる相悟
「かき氷食べたことないの?」
「ない。こういうのは親が食べさせてくれなかった」
「着色料気になるとか?w」
「子供の頃は周りが食べているのを見て憧れたな」
相悟は思い出したように笑う
「食べてみる?」
くるみがメロンのかき氷を掬って口に近づける
「…」
無言で口を開けるとくるみがスプーンを入れてきた
「美味しい?」
「…甘い」
「そうかな?」
くるみが1口食べるのを見て相悟は言った
「…もう一口ちょうだい?」
かき氷を手に戻ると陽とむつみが戻っていた
「お姉!おそーい!」
「ごめんね、はい」
かき氷をなつみとむつみに渡すと夢中で食べ始めた
いけしゃあしゃあと答える
「こう見えてなつみも割りと潔癖なんですよ〜?」
くるみは散らかったなつみの部屋を片付けている自分を思い返しどの口が⁉︎と言いたかったがなつみの黙れオーラに負けて引き下がった
「私、冷たい物買ってくるね」
「お姉!私にも買ってきて♡」
「仕方ないな!」
くるみが行こうとすると相悟が立ち上がった
「一緒に行くよ」
「え!大丈夫だよ?」
「俺トイレに行きたいからついでに一緒に行こう。くるみちゃん隙だらけだから何かあると困るし?なつみちゃんここで待ってて?」
「え〜 早く帰ってきて下さいね♡」
くるみと相悟は売店に向かって歩き出した
「あの、なつみが強引でごめんね?」
「ん?別になんとも思わないよ」
「そう。ならいいんだけど…」
「それより、くるみちゃんその水着似合っているね」
「ありがとう〃」
「肌が白いからよく映えるよ」
相悟がくるみのパーカーの裾を掴む
「前は冗談で言ったけど今回は本気でソソられる」
相悟の低い声にゾクっとする
「なに言って…」
ニコっと笑ったが顔の奥では笑っていないような気がした
売店に着くとかき氷を3つ買った
イチゴを2つに、メロンを1つ買った
「俺が持つよ」
相悟が2つ持ってくるみがメロンを1つ持った
なつみの待つ場所に戻ろうとするがトイレの前でくるみが止まる
「相悟くん、トイレは?」
「ああ、さっきのは口実だよ。なつみちゃん素直に行かせてくれないと思って」
「…本当ごめんね」
構わないよと歩きながらかき氷をマジマジとみる相悟
「かき氷食べたことないの?」
「ない。こういうのは親が食べさせてくれなかった」
「着色料気になるとか?w」
「子供の頃は周りが食べているのを見て憧れたな」
相悟は思い出したように笑う
「食べてみる?」
くるみがメロンのかき氷を掬って口に近づける
「…」
無言で口を開けるとくるみがスプーンを入れてきた
「美味しい?」
「…甘い」
「そうかな?」
くるみが1口食べるのを見て相悟は言った
「…もう一口ちょうだい?」
かき氷を手に戻ると陽とむつみが戻っていた
「お姉!おそーい!」
「ごめんね、はい」
かき氷をなつみとむつみに渡すと夢中で食べ始めた