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秘密のアルバイト

第38章 引退

右手が乳首から離れ、お腹や太股、お尻を撫で回し、そして俺を握った。


「あぁん・・・」


今まで自分が感じている姿なんて、当たり前だけど、見たことがなかった。
薄目を開け鏡を見ると、俺は潤に触られ体を震わせて感じていた。
まさにその感じている姿は・・・


「かず・・・エロッ」


エロいと言われる意味が、なんとなくわかった気がした。


「かず、感じている自分を見るのって初めてでしょ?
どう、感想は」

「やだ・・・恥ずかしいよ」

「恥ずかしいなんて言いながら、ここはもうカチカチになってるよ」


恥ずかしいけど、やだなんて嘘。
潤に擦りあげられている姿を見て、正直興奮している。


「あぁん・・・潤・・・もう・・・」

「どうした?もうイキそうなの?
いいよイって・・・ほら・・・
ちゃんとイクところ、鏡で見て」

「あんっ・あんっ・いいっ・・・
あっ・イクッ・・・イクッ・・・あぁぁぁ」


力が抜け、潤に体を支えながら、自分から真っ白な液がたくさん出るところを見た。


「かずが引退DVDを撮影する度に、体にしるしをつけるからね」

「はぁ・はぁ・・・潤」

「辞めるって決めたのに、もうかずに誰も触れさせたくないよ」

「このDVDが最後だから・・・ねっ!
潤は社長に言われてないの?」

「俺は断ったよ。兄貴は納得してないけど」

「あっ・・・何か、ごめん」

「いいよ、俺もまたやきもちなんかやいて、こんなところに連れ込んじゃって」

「焼きもちやいてくれたなんて、超うれしいよ。
ありがとう、大好き潤」


ここに着いたときとはまったく違う、いつもの優しい顔で、優しくキスをした。







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