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~夢の底─

第3章 ─秋が、燃える。

「ユノ先輩のこと」チャンミンの体の下から、身を遠ざけ、「─思わないんですか」怒りに頬を紅潮させ「ひどい、…ぼくを」ひとつ息を吐き、「あそび、ですか。今夜…」吐き出すように云った。「ぼく、─今夜。泊まれません─もう居られません」立ち上がって、廊下に出ようとした。「待って」無言でチャンミンの腕を振り払った。









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