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日進月歩

第1章 01

メイク室に行くまでの廊下で翔さんが悪戯っ子の笑みを浮かべながら

櫻「にのさ~。相葉ちゃんに告白したら?笑」

なんて言ってきた。

二「は?馬鹿言わないでくださいよ笑」
櫻「あ~れ~?どこのどいつだっけ?
  相葉ちゃんを目で追いかけまわしてんのはっ」
二「って!!!!」

翔さんのデコピンを喰らった。
痛いんだよなぁ。翔さんのデコピン。

櫻「素直になれよ~」

手をひらひらさせながら先にメイク室に入っていく翔さん。

二「素直…か。」

翔さんの後を追ってメイク室に入る。

スタッフさんにメイクをしてもらってる時も考えるのは相葉さんのこと。

スタッフ「二宮さん、嬉しそうですね笑
     なんかあったんですか?」

二「えっ?」

スタッフ「頬が緩んでます笑」

鏡を見たら翔さんが肩を震わせて笑っている。

二「いや、別に。」
スタッフ「えー素直じゃないですね~笑
     はい、終わりました!お疲れ様です!」

スタッフにまで言われるか…。
っていうかそんなに顔にでてるかな……

櫻「まぁそんなに気にすんな笑」
二「気にしますよ。」
櫻「多分にのの気持ちに気付いてるのは
  俺ぐらいだよ笑」
二「それもどうなんですかね…。」
櫻「とりあえず俺から言えることは
  素直になること!以上!笑
  
  ほら3人とも~メイク室交代だぞ~笑」

大「は~い。。。。」

リーダーは完全寝起き。


松「ったく…はやく行くぞ!」

相「ね~翔ちゃんかニノどっちでもいいから
  松潤の怒り収めて~泣」
櫻「相葉ちゃんが悪いね~笑」

松「もう怒ってねーよ!!!」

と廊下からJ

櫻「だってさ~よかったじゃん笑」
相「ほんと?」

相葉さんが翔ちゃんの後ろからJの様子をうかがう。

松「ビビりすぎ笑」
相「あっ!笑った!笑」

二「早く行かないと収録がおしますよ。」

本当は相葉さんの近くに居たいのに恥ずかしさからキツイ言葉を放ってしまう。
相葉さんのこの笑顔を見ていたいのに。

相「わっ!やばい!!!!松潤早く行こっ!!!!」
松「お前マイペースかっ!!!」


櫻「静かになったね笑」
二「はい。やっと集中してゲームができます。」
櫻「…そうだね。俺もゆっくり新聞が読めるよ笑」

楽屋にはゲーム音と新聞をめくる音だけが流れていた。

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