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キミをまもる

第7章 悪夢再来

真「父さん達のせいで、姉さんは死にかかったんだ!」
美花:父「死ねば良かったのに!!」
真「母さんが喋れなくなったのも父さんのせいだろ!姉さんは母さんが喋れなくなったって聞いて、手助けをしてくれてるんだ!」
美花の父親は、すごい形相で走って来て俺達が美花を引き寄せかけた時に美花の胸ぐらを掴み、いきなり殴った。
美花:父「お前なんて死んでしまえ!!」
美花は口の中を切ったのか血が流れ、気を失ってしまった。

すぐに救急車を呼び、警察に連絡した。

美花は病院に運ばれ、美花の父親は傷害罪で逮捕された。

警察の取り調べで“美花を殺すつもりだった。”と言った美花の父親は、傷害罪から殺人未遂に変わった。

病院に運ばれた美花は、ショックが大きすぎて喋れなくなっていた。

俺は美花を守るなんて、心に誓っていながら・・・。
不甲斐ない俺に美花は、どう思ったんだろう?


眠っている美花の手を握る。

いつの間にか目覚めていた美花が、俺の手を握り返してくれた。
春馬「美花・・・頼りない俺で・・・ごめん。」
美花が横に首を振る。
美花は、ノートに“春馬くんが側にいてくれてるから平気だよ。”


検査入院などで二週間後に退院した。


退院する頃には声も出るようになって一応、安心した。

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