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二面性*マクガフィン

第2章 学園クーデター


……………………


時の流れが遅く感じ始める…。

ア然と…ドア付近の光景を見続けている人達。

その人達を、気にし始めてきた翔。

いや、、だが、そんなのは今、どうでもいい。

もっとキスを深めていく………


「!?」

いきなり…何故かすぐに唇を離し、顔から、女から、素早く離れた。


……………………


何が起こったのか……よく分からなかった。


翔は、女の目を見てジッと、視線を送る。



「……どうゆうこと?それは誘ってる?」

慎重に問う。


「………………」

女も、送り返すかのように、ジッと視線を送った。



「さあ……どうでしょう…」

翔に掴まれていた手首を摩りながら、

女は、意味深長な微笑みを浮かべている。


「た〜だ…」

音を立てて腕の力を抜いて下ろす。


「どんな反応するかな〜…って思っただけよ…」

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