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土砂降り

第7章 7

「んむっはるっあっ」

キスの合間に春樹を牽制しようと声を出すが春樹は止まらない。

僕の体をドンドン手が這い回ってくる。

いつの間にかベルトが外され、腰に手を回されたと思ったら腰を持ち上げられる。
ズルッとズボンとパンツを脱がされる。

春樹が僕の股間に移動し、むき出しになった僕のモノにしゃぶりつく。

「あぁっ!春樹っ!やっ!見えちゃうっ!」
春樹が僕の上からどいて股に顔を埋めたことで、僕の視界は車のフロントガラス越しに外が丸見えだ。

いくら人気がなく真っ暗だからといって絶対に人が来ないとは限らないし。
覗き込まれたら下半身丸出しでしゃぶられてるのが見られてしまう。

「あぁっ、あっンぁっやぁんっあぁっあっあっンぁんっ」

春樹の頭を掴んで僕のから引き離そうとすると、ちゅぽんと口を離して起き上がる。

「大丈夫。ここ、殆ど人こないし、来ても覗き込まなければ何してるかなんてわかんないよ。
わかってもこの時間にここに来る人達は空気を読んでくれるよ。」

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