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土砂降り

第7章 7

気持ちのいいシーツの感触に顔を擦り付ける。

「くすぐったい!モゾモゾしないでよ。狭いんだから。」

「んぅ。春樹、裸で寝なければいいじゃん。パンツも履かずに寝るなんてちょっとおかしいんじゃない?」

春樹の部屋のベッドで目を覚ました途端に言い合いが開始する。

健人のベッドと違って春樹のベッドはシングルサイズ。
高校生の男が2人で寝るには狭すぎる。

「締め付けられてると眠りが浅くなるんだよ。なおも脱ぎなよ。素肌にシーツって最高だよ?」

そう言って僕の服を脱がしにかかる。

「脱ぐのは構わないけど、服を脱がせて春樹はどうして僕のイチモツを触ってるの?」

「だってなおの、ビンビンだから。これは触って欲しいんだって誰でも思うでしょ?」

春樹って実はすごく甘え上手だと思う。
後ろから僕を抱きしめて、耳や肩をあむあむしてくる。

朝勃ちした僕のを手で刺激しながら、僕の背中に春樹の朝勃ちしたモノを擦り付けてくる。

高校生の性欲に我ながら感心。

春樹は朝から抑えられない性欲を解消しようと僕に甘えてその気にさせようと必死だ。

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