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土砂降り

第8章 8

健人が僕の隣に腰掛ける。

「なおさ。さっき飯食ってる時、何考えてた?」

健人の問いに、漫画みたいに、ギクッとしてしまった。
だって健人がご飯食べる口元がエッチで、お尻がムズムズしてたなんて流石に言えない。

「まぁ言わなくても良いけど。飼い猫が御主人様にムラムラしてたのは分かってるし。」

「んなっ!別にムラムラなんてしてないよ。」

ふんっ。と健人から顔をそらす。
表情でバレそうだったからね。

「なお?にゃぁってつけろよ。御主人様に可愛がられたいだろ?」

横からぎゅっと抱きしめられて、耳元に息がかかる近さで喋られる。
「あっ、してない、にゃぁ。」

耳に健人の息が当たってゾクゾクしてしまう。

「おねだりしろよ。自分からキスして、可愛くおねだりしろ。」

健人の方に顔を向けると、至近距離に健人の目があり、ぴくっと体がはねてしまった。

「あっ。ご、御主人様っ「目が泳ぎ過ぎだ。」っ!」

健人に顔を掴まれ無理やり目を合わせられる。

諦めて、健人の胸に両手をつく。
むちゅっと健人にキスをしながら手を下へと滑らせていく。
「んっはぁっ御主人様っ、デザートっ食べたいっ。」
そう言って健人のズボンに手を突っ込み健人のモノを撫でる。

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