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土砂降り

第11章 11

「ぷはっ!なおくん。可愛いね。
僕はなおくんとは違うよ。僕は入れられることには興味ないよ。正真正銘のタチ。ネコにはならない。
僕はね?セックスが好きなんだよ。
いろんな女の子とヤってさ。飽きちゃったんだよね。無理矢理とかが好きなんじゃなくて、どんなセックスでも対応出来るんだよ。」

そういいながら僕のお尻に指を突っ込んできた。

「なおくんはMだ。だからなおくんが興奮しやすいようにSMで攻めた。
でもなおくん、過保護に育てられてるから奉仕される方がしっくりくるみたいだったからやり方を変えた。
たっぷり愛撫して、そしたら声も出すようになったよね?
んで、焦らしに耐えられなくなったなおくん自ら僕を求めてきた。
俺の作戦勝ちだよ。なおくん、俺とヤりたくてしょうがないでしょ?」

先輩は、ハマっちゃったね。そう言ってイタズラに笑ってみせた。

その時の笑顔は今まで見た胡散臭い作り笑いと違って、心の底からの無邪気や笑顔にみえた。

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