土砂降り
第12章 12
実は男にもよく告白されるようになった。
今日も休み時間にトイレに行った時に声をかけられて放課後話がしたいと言われている。
どこに行けば良いかと尋ねると、人には聞かれたくないので自分の家に来て欲しいと言われた。
これから校門の前で彼と待ち合わせて一緒に彼の家に行く予定だ。
校門へ歩いて行くと彼は既にそこにいた。
名前は忘れてしまった彼は、背が高くガッシリした体型で夏は始まったばかりなのによく日焼けをしていた。
彼の話によると、ラグビー部に所属しているらしく僕の事は廊下で良く見かけていたと言う。
彼の家に行くと、彼の部屋にあげられる。
話をする前にシャワーを浴びてくると言って部屋を出て行った。
普通、客人を残してシャワーを浴びる事を優先させる奴はいないが、なんとなく彼の目的はわかっているので引き止める事はしなかった。
シャワーから戻った彼は、パンツ一枚でベットに腰掛けると、僕に隣に座ってくれと言ってきた。
「うん。話しって?」
隣に座って、ムキムキの彼に当初の目的を尋ねてみた。
パンツ一枚で彼は目を泳がせながら、ポツポツ話し出した。
「大久保、最近雰囲気変わったよな。誰とでも話すし、よく笑うようになったよな。
最近、大久保に告白する奴が増えたってきいて俺、焦って今日、声かけたんだ。
俺と、付き合って欲しくて。」
今日も休み時間にトイレに行った時に声をかけられて放課後話がしたいと言われている。
どこに行けば良いかと尋ねると、人には聞かれたくないので自分の家に来て欲しいと言われた。
これから校門の前で彼と待ち合わせて一緒に彼の家に行く予定だ。
校門へ歩いて行くと彼は既にそこにいた。
名前は忘れてしまった彼は、背が高くガッシリした体型で夏は始まったばかりなのによく日焼けをしていた。
彼の話によると、ラグビー部に所属しているらしく僕の事は廊下で良く見かけていたと言う。
彼の家に行くと、彼の部屋にあげられる。
話をする前にシャワーを浴びてくると言って部屋を出て行った。
普通、客人を残してシャワーを浴びる事を優先させる奴はいないが、なんとなく彼の目的はわかっているので引き止める事はしなかった。
シャワーから戻った彼は、パンツ一枚でベットに腰掛けると、僕に隣に座ってくれと言ってきた。
「うん。話しって?」
隣に座って、ムキムキの彼に当初の目的を尋ねてみた。
パンツ一枚で彼は目を泳がせながら、ポツポツ話し出した。
「大久保、最近雰囲気変わったよな。誰とでも話すし、よく笑うようになったよな。
最近、大久保に告白する奴が増えたってきいて俺、焦って今日、声かけたんだ。
俺と、付き合って欲しくて。」