土砂降り
第13章 13
少し嫌味な言い方をしてしまった。
鍵を開けて家に入る。
「まぁいいけどね。どうぞ。冷房きくまで暑いけど我慢してね。」
「はぁ。お邪魔します。」
自室へ入るとエアコンを18℃に設定して一気に部屋を冷やす。
まだ暑い室内でパタパタと顔を手で仰ぎながらベッドに腰掛ける。
「座れば?涼しくなるまでジッとしてるのが一番だよ。」
僕の隣を指して座るようにほだす。
「千葉、まさよし?正義って、書いてまさよしであってる?」
「えぇ。まさよしです。鞄あさらないでください。」
どんな本が好きなのか知りたくて鞄を開けたけど、彼に取られてしまい手持ち無沙汰になってしまい彼を見上げる。
「汗、流れてる。暑いよね。」
首筋に流れた汗を人差し指で下からつつっとすくい上げてみる。
すると、千葉くんはビックリしたのかブルブルっと身体を震わせた。
「え?ごめん。ビックリした?ふはっ、ブルブルって、あははっ犬みたいだね。はははっ」
「笑わないで下さい!ちょっとビックリしただけですから!」
顔を赤くして怒っているのが面白くて悪戯心に火がついてしまった。
これは、千葉くんが悪いよね。
だって顔真っ赤にして焦るなんて、いじってくれって言ってるようなものでしょ?
鍵を開けて家に入る。
「まぁいいけどね。どうぞ。冷房きくまで暑いけど我慢してね。」
「はぁ。お邪魔します。」
自室へ入るとエアコンを18℃に設定して一気に部屋を冷やす。
まだ暑い室内でパタパタと顔を手で仰ぎながらベッドに腰掛ける。
「座れば?涼しくなるまでジッとしてるのが一番だよ。」
僕の隣を指して座るようにほだす。
「千葉、まさよし?正義って、書いてまさよしであってる?」
「えぇ。まさよしです。鞄あさらないでください。」
どんな本が好きなのか知りたくて鞄を開けたけど、彼に取られてしまい手持ち無沙汰になってしまい彼を見上げる。
「汗、流れてる。暑いよね。」
首筋に流れた汗を人差し指で下からつつっとすくい上げてみる。
すると、千葉くんはビックリしたのかブルブルっと身体を震わせた。
「え?ごめん。ビックリした?ふはっ、ブルブルって、あははっ犬みたいだね。はははっ」
「笑わないで下さい!ちょっとビックリしただけですから!」
顔を赤くして怒っているのが面白くて悪戯心に火がついてしまった。
これは、千葉くんが悪いよね。
だって顔真っ赤にして焦るなんて、いじってくれって言ってるようなものでしょ?