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土砂降り

第1章 1

自分でもビックリしている。
何であんなに声が出たのか。いや、自分があんな声を出せることすら知らなかった。

というか、そもそも何でこんな事になった?
男に抱かれるなんて、こんな事ってあるのか?

はっ。と思い出す。
「赤岩っ!写真!消せよ!
お前の言う事聞いたんだから。
パソコンに送ったやつも含めてデータ削除しろよ!」

「尚也さ。言う事聞いたって言うけど、俺、尚也に気持ち良くしてって言ったのに、尚也の方が先にイっちゃうし、尚也、2回もイってあんなに気持ち良さそうに涎まで垂らして、俺、全然足りないんだけど?」

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